チュンチュンチュン
空
ん...
バサ...
空
朝...かぁ...
空
...おはよう...
母
...
空
(今日は無視か...機嫌悪い日かぁ...)
母
...早くご飯食べてとっとと学校行きなさいよ
空
うん
空
...行ってきます
母
帰ってこなくてもいいのに...ボソッ
空
...
空
(私だってこんなとこ帰りたくない)
サワッ
首につけてるネックレスを触る
空
私は青葉空14歳の中学3年生
空
母は元はもっと優しい人だった、でもある日から人が変わったように性格が変わった
空
そう...私の姉鈴が亡くなった日から。
空
姉はとても明るくて優しい人だった
鈴
そーらっ!
ドンッ!
空
わぁっ!!
空
なんだ...お姉ちゃんか...
鈴
ふふふ〜びっくりした?
空
毎回毎回驚かせるのやめてよ!心臓が何個あっても足りない!
鈴
えへへーだって反応が面白いんだもん!
空
はぁ...で、何?
鈴
いやぁ〜空もうすぐで誕生日でしょ?何か欲しい物ないかなぁ〜って思ってさ
空
うーん...ネックレス...が欲しいかな
鈴
ネックレス?ふ〜んニヤニヤ
空
え、なに...
鈴
べっつに〜?ネックレスね!おーけいおーけい!
鈴
めっちゃ可愛いのプレゼントしてあげるから楽しみにしててね!!
空
...ありがとボソッ
空
このことがきっかけで姉は亡くなった







