この作品はいかがでしたか?
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白川 のの. 17歳.
私は半年前から
付き合っている人がいる.
だけど、まだ1度も
キスしたことが無いんです.
もうそろそろしても
いいと思うんだけど…
さすがに自分から言う
勇気とかないし…
それに、明日から夏休みだし…
西島 勇次郎
…突然耳元で聞こえる声に
ビクッと体が震えた.
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
今のは私のせいじゃないもん.
勇次郎のせい.
そもそも、耳元で
言わなくたって……
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
勇次郎の口角が上がる.
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
勇次郎はよく笑う.
その笑顔にキュンと来る女の子は
沢山いると思う.
今私が独り占めしてるのも
夢なのかなって思うくらい
イケメンだと思うし優しい.
白川 のの
西島 勇次郎
呆れたように
後ろから着いてくる勇次郎.
本当はちょっと
ドキドキしてるの
バレたくないから.
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
…なんで
キスしてくれないの.
もうちょっと素直だったら
聞けたんだけど生憎私は
そんな素直でも可愛くもない.
スタスタと歩くこと5分
クレープのお店についた.
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
自然と勇次郎の横顔が
目に入った.
手入れされたような
綺麗で長いまつ毛に
大きな瞳と、高い鼻.
まるで少女漫画の
王子様みたいな顔立ち.
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
私はクレープを渡す.
でも、受け取ってくれない.
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
あーん…?あー、…!!!
白川 のの
西島 勇次郎
私はスプーンで中身をすくうと
勇次郎の口元まで持っていく.
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
私は小さく口を開ける.
って、これ…
間接キスなんじゃ…!!
瞬時私は口を閉じる.
タイミングを完全に間違えた.
西島 勇次郎
スプーンが口元に激突.
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
勇次郎が私の唇の
生クリームを拭き取る.
指がティッシュ越しに
唇に触れるから緊張する.
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
…え、嫌じゃないけど
嫌ではないんだけど
なんというか……
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
不意打ちすぎて無理.
というか、キスしたいとか
思ってるくせして間接キスで
ドキドキしてるとか
ダメじゃん!
私、平常心を保つの!!!
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
私達はその後少し話して
クレープを食べ終わった.
西島 勇次郎
白川 のの
◇
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
不意に私の手を握る勇次郎.
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
私も少し強く握り返した.
◇
少し話しながら
家に向かっていたら
時間が経つのが早くて
家まで着いてしまった.
今日言わなくて
どうするの、のの!!
って心の中で言い聞かせる.
白川 のの
西島 勇次郎
白川 のの
白川 のの
西島 勇次郎
恥ずかしくて
勇次郎の目を見れずに俯く.
だけどすぐに腕を掴まれて
顔を上げられた.
西島 勇次郎
私はゆっくり頷いた.
勇次郎の顔が近づいてくる.
身体が硬直状態になって
動かない.
…ちゅっ.
………………ん?
唇じゃなくて
頬に柔らかいものを感じた.
パッと勇次郎を見る.
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
なんかちょっと
期待した私が恥ずかしい…
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
西島 勇次郎
白川 のの
まだまだ彼に
ドキドキさせられそうです.
end.
読んでくれて📖 ありがとです!!☺︎ ぜひほかの作品も 見てみてください!!☃
コメント
6件
いいね返し遅くなってすみませんm(_ _)m 500返しました! いいお話ですね☺️
めっちゃ良かったです!!
すごいキュンキュンしました💗 ツンデレ可愛い~