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撮影後
ゆあんくんに声を掛けられた
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
えと
避けるわけにもいかない
ちゃんと向き合わないと
えと
うり
なおきり
花火の時間が始まった
皆が好きな花火で楽しむ中
ゆあん
えと
花火をいくつか手に取り
皆の輪からそっと外れる
ゆあん
えと
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
声色に
僅かに苛立ちが込められる
「気持ち悪かった」
とでも言えばいいのに
喉に突っかかったように出てこない
えと
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
花火に照らされて僅かに見えた
ゆあんくんの表情は
何だか泣きそうに見えた
見ていたら
余計なことを口走りそうで
慌てて線香花火に視線を移す
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
手が、震えて
線香花火の丸い球が
ぽたりと落ちる
二人
暗闇に包まれる
顔が見えないせいか
今まで押し込めてきた本音が
漏れてしまった
えと
えと
ゆあん
えと
えと
えと
えと
ゆあん
えと
えと
えと
もっと強く言いたかったのに
声がどんどん震えていく
ゆあん
しゃがんだままの体勢で
腕を軽く引かれる
えと
唇に何かが触れる
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
そしてまた
唇を奪われる
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
でも
だって
知ってるから
ゆあんくんが
私の大事な友達のこと
泣かせたって
最低な男だって
コメント
3件
完璧だな
今日は私の心臓が持たない…
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