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始めの間へようこそ。

こんにちは!ナレーターです!

もう最近語彙力皆無過ぎて泣きます()

だって前話などはくそですよまじで。はい。

ま、前の話は置いといて…。

いざ物語のセカイへ_。

秋原 呱々(あきはら ここ)

うゔ~…。(困

私は今、End攻略に苦戦している。 ん?Endって?

それはいくつか前のお話に 戻りやがれください((メ タ イ

秋原 呱々(あきはら ここ)

どうやって助ければ…?

色々な案は思い浮かぶが、 それを実行出来はしない。

秋原 呱々(あきはら ここ)

…ま、宿題するかぁ~

バッグを取り、宿題を探す。 …ん?バッグ?

秋原 呱々(あきはら ここ)

そーじゃん!

これがあるではないか!

秋原 呱々(あきはら ここ)

<テッテレー>ボーターン~!

謎の効果音(?)をつけながら、 ボタンを取り外す。

秋原 呱々(あきはら ここ)

かちっとな!

少し柔らかめのボタンを押すと、

ruler

HELLOHELLO!
rulerだよっ!

一瞬にしてrulerが出てきた。

秋原 呱々(あきはら ここ)

ruler。◯時△分に、
この学校のプールに
向かって。

秋原 呱々(あきはら ここ)

そして、清水さんを助けて。

淡々と要点だけを伝えてくる。 余計な事は付け足さずに。

ruler

んじゃあ
ボクのメリットはなぁに?

首をこてんと傾げてrulerは尋ねる。 確かにこれだと不平等だ。

とは言われたって何も出来ない。 rulerが何を求めているのかも分からない。

秋原 呱々(あきはら ここ)

…rulerは何をして欲しいの?

取り敢えず尋ねるしかない。 彼女の顔から分かることはない。

そう割り切って質問してみた。 すると

ruler

ん?何も望んでないよぉ!

とにぱっといつものスマイルを見せた。

秋原 呱々(あきはら ここ)

ゑ゙…?

笑顔で言われても、僕には分からない。 一体rulerは何をしたいの?

ruler

…まぁいいやぁ~
行ってくるねぇ~!

と言うと、颯爽と消えていった。

ruler

…。

ワープ使用可能許可まで残り30秒…。

そう機械の無機質な音が、 この真っ暗な空間に響く。

ruler

…ボクって、なんなんだろ。

ボクなんか居なくても良かったのに。 なのに、■■■はボクを生み出した。

■■■が何をしたいかなんて、分からない。 いや、“分かる必要“がない。

ワープ使用可能許可まで残り20秒…。

実際、あの少女だってそうだ。 こんな急に出てきた奴に 優しく出来るなんてびっくりだ。

ボクだったら、拒絶してしまうのに。

そう思うと、 余りにも自分の弱さを痛感する。

助けてあげたいのに、助けられない事を。

ワープ使用可能許可まで残り10秒…。

ボクが、操作する権利はない。 全ては■■■が握っている。

ボクだってコピー体なのに。 あの■■■のコピー体なのに。

…ねぇ見てるんでしょ? そこのキミ達。

そうそこ、画面の前の。

呑気に見られていいよな、お前らは。 …人の事情も知らずに。

ワープ使用可能許可が出ました。 使用致しますか?

ruler

カチッ

了解致しました。 指定の場所を選択して下さい。

ruler

カチッカチッ

了解致しました。 転移場所はこちらで 合っていますでしょうか?

ruler

カチッ

了解致しました。 即刻転移致します…。

ヒュン

秋原 呱々(あきはら ここ)

…。

今思えば、この状況も 可笑しいのかもしれない。

まずなんで僕はrulerを 完璧に信用している?

いつ裏切ってくるかなんて 分からないのに。

でも、唯一の助け舟がrulerだけだった。 頼るしか無かった、あのコに。

rulerが居てくれなかったら どうなっていたか…。

想像するだけで悪寒がする。

秋原 呱々(あきはら ここ)

辞めとこ…。

この結論は出さないことにした。 僕の為に。

ヒュン

ruler

ただいま~っ!

とにっこにこの笑顔で、 大きくハツラツとした元気な声で現れる。

秋原 呱々(あきはら ここ)

あ!お帰り!

それに応えなければと思い、 僕も出来るだけ元気よく返す。

ruler

…んで、報酬は?
何かなぁい?笑

と微笑みながらrulerは言った。

秋原 呱々(あきはら ここ)

えぇ、(汗

正直、報酬なんぞ用意していない。 何も考えていなかった。

ruler

…んじゃぁさ、
ボクからの“オネガイ“。

秋原 呱々(あきはら ここ)

お願い…?

するとrulerは手を開き、 手を数字の4の形にして、 親指を覆っているグーを作った。

※色はめんどかった。 画力ぅ?そんなもんどっかにやったよ((

秋原 呱々(あきはら ここ)

…何してんの、?

何か謎の動きを やっているとしか思えない。

僕をバカにしているのか、rulerは。

ruler

…そっか。

と言うと、うっすらと笑みを浮かべた。

ruler

じゃ!またねぇ!笑

無理してる様に見えたのは、 気の所為だと思いたい。

???

もうやだよッ…。

■の小さな叫びが木霊する。

???

なんで、なんで■ばっかり…!

別にこんなだぁれもいない、 真っ暗な空間だ。

愚痴を言ったっていいでしょう?

��

ねぇ、そこの君。

???

…!

■以外の声がしたかと思えば、 知らない誰かだった。

???

貴方…誰?

��

あ、アタシ?

???

そうです、貴方ですよ

黒羽(くろは)

アタシ、黒羽。
よろしゅうな。

無表情のまま、 黒羽と言う子は話を進める。

黒羽(くろは)

アタシは不良品。
捨てられた。

???

そうなの、?

黒羽(くろは)

アタシ、
ここの空間にしかいれない。

黒羽(くろは)

だから、
あんた一緒にいて欲しい。
ココに。

???

えっ…?■が?

黒羽(くろは)

うん、あんたが。

急に話を進められる。

言うのには彼女は“不良品“だそう。 言葉の節目が可笑しいからって。

やな奴もいるもんだ。

黒羽(くろは)

勿論、
あんたにメリット、ある。

???

…それはなんですか?

黒羽(くろは)

ここ、来れる時、
自由に使ってよし。

黒羽(くろは)

タブン、寝たら来れる。
アタシ調べ。

???

ッそれは本当ですかっ!?

思わず相手のお話にがめついてしまう。 こんな所が自由に使えるなんて…!

黒羽(くろは)

アタシ、寂しくなくなる。
あんた、嬉しい。
Win-Win。

黒羽(くろは)

ね?契約、OK?

???

勿論です!

こんなにいい条件、他には無い。 心臓がバクバクしている。

黒羽(くろは)

ふふっ、ありがと。
そろそろ、戻りな。

笑い声を黒羽は上げたが、 顔は一切笑っていなかった。

???

では、
そろそろお暇致しますね。
失礼しました。

最後に一礼をする。

黒羽(くろは)

アタシ、送るね。
居なくても、
勝手に目、覚める。

そう黒羽はにこっと微笑んで、 ■の“イシキ“は消えた。

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