自己紹介を飛ばして…

バスケ試合観戦・子供組

急に2人が慌てた表情をする

ﾄﾞﾝｯｯｯｯ!!!!

おでこに固いものがすごい勢いでぶつかった

＿俺は気を失ってしまった

優しい声がする＿

触ってみると,大きなたんこぶができていた

汗を拭きながら立ち上がる先輩

先輩綺麗な顔してるな…

先輩が頭に氷が入った袋をあててくれると距離が近くなる

顔や首筋が良く見える

あぁ＿食べちゃいたい＿

ﾄﾞｻｯｯ

いふくん視点

視界が反転する

座っていた彼が気づけば俺の上にいた

彼の綺麗な顔が近い＿

俺の方が先輩なはずなのに力が強い

唇に柔らかいものがあたる

それが彼からのキスだと理解するまで少しだけ時間がかかった

誰かの声がすると彼はすぐに離れた

急な出来事に心臓の鼓動が早い…

顔が赤いかもしれない＿

彼は何事も無かったかのように平然を装っている

水色の髪の男の子に手を取られる

彼の笑顔はとても可愛いかった

あの時の彼を想像させない程に

あのキスは何だったのだろうか＿

今は彼のことであたまがいっぱいで

授業が少しも入ってこなかった

1年A組 授業中

あ~!!!やってしまった…

耐えれなかった＿

思わず声に出てた…

＿にしても引かれたかな…?