テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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プロセカ×バンドリイベントストーリー

第5話 - 5話 (前半) 怪盗フェニックスと豪華客船

2024年10月06日

#プロセカ

#バンドリ

#オリキャラ注意

ハナ🫧🌷´-

緑川彩葉

それで、今度のショーの練習は
この日でいいんですか？

神代類

その日は別の用事が入ってて
申し訳ないが抜けられないんだ

天馬司

俺もその日は
咲希と出かける用事があるな

草薙寧々

わ、私も
部活の活動に最近出られてないから
そろそろ行きたいな、、って

緑川彩葉

やっぱ、全員の都合を
揃えるのは難しいかぁ〜

天馬司

最近は用事が多くて
フェニックスステージで
ショーする回数も減ってきたな

草薙寧々

このまま行くと
飽きられていく未来が見える

緑川彩葉

まぁ、来れる人は来て
個人練習とか時間がある人同士で
集まって練習ですかね

緑川彩葉

それに、毎日忙しい訳では
ないんですし
大丈夫ですよ。

天馬司

そうだなっ！
まぁ、スターとして忙しいのは
悪くないことではあるが

鳳えむ

、、、、、

草薙寧々

えむ？

鳳えむ

決めた！！！

天馬司

な、何が決まったのかは
分からんが
ものすごく嫌な予感がする、、

鳳えむ

皆で船に乗ろ！！

緑川彩葉

答えになってないんだけど
いきなり何？

鳳えむ

船だよ！船！！
皆、今日は時間あるよね？！

鳳えむ

こーんなに天気がいいんだもん
ナイトクルーズに行こう

天馬司

全く意味わからん！！

神代類

確かに、心地よい風に吹かれて
綺麗な海を見るのもいいけど
ボクにはそんなお金は
持ってないかな

草薙寧々

相変わらず
えむはめちゃくちゃ、、

緑川彩葉

って、いうか！！
練習日を決める会議の日でしょ？
それがなんで船───

鳳えむ

だって、皆用事があって
会えないなら
今、会える日を楽しまきゃ！！

草薙寧々

そもそも、楽しむ前提で
集まってないと思うけど

鳳えむ

それにそれに！
ナイトクルーズはあたしの
所でやってる奴だから

鳳えむ

お金は大丈夫！！

天馬司

な、なんだとぉぉ！？

神代類

相変わらず
えむくんの所はスケールがでかいね

緑川彩葉

こうなった、えむを
止めるのって難しいから
もう従うしかないかも───

鳳えむ

そうだ！ニコちゃんも
一緒に行こうよ！！

緑川彩葉

(いや、無理だから
ニコは私だし───)

草薙寧々

船の入口って狭いから
ニコは船に乗れないと思うけど

緑川彩葉

(寧々さんナイス！)

鳳えむ

そっか、、、

鳳えむ

それなら、お土産を
ニコちゃんに渡そ〜っと！！

緑川彩葉

(助かった───)

天馬司

どこを見ても
高そうなものしかない、、

神代類

この機会は───
凄いねぇ。
興味があるものばかりだ

天馬司

おい、変なことするなよ
大変な事になるから

緑川彩葉

(船っていうから
普通の想像してたけど、、)

緑川彩葉

(まさかのクルーザーとは)

草薙寧々

夜景、、綺麗

天馬司

そういえば、最初の場所にあった
ピアノとかは普通に触っていいのか？

鳳えむ

うんっ！
あそこはフリースペースだから
ピアノ弾いても全然OKだよ！

着ぐるみさん

おい、そこの紫髪のやつ

天馬司

(あ、アイツ、、
えむの事を見てるっ、、！)

天馬司

(こいつも付いてきたのか、、)
「青ざめる」

神代類

僕の事ですか？

着ぐるみさん

あぁ、少し話がある
着いてきてくれないか

緑川彩葉

何の話なんでしょうね

草薙寧々

さ、さぁ、、

草薙寧々

けど、結局
ショーの練習日は決まってないけど

緑川彩葉

あはは、、、

着ぐるみさん

おい、そこのお前

草薙寧々

わ、私！？

着ぐるみさん

少し、手伝って欲しい事がある
着いてこい

草薙寧々

、、、、
「ついて行く」

鳳えむ

せっかくなら
ピアノのところ行く？

天馬司

い、いや
クルーザーに乗ってまで
ピアノ弾くことはないだろ

鳳えむ

いいから行こうよぉ〜！！

天馬司

く、苦しいっ、、！
分かったから襟を引っ張るな！

緑川彩葉

はぁ、、

天馬司

───でなにを
弾いて欲しいんだ？

緑川彩葉

(そういえば、
寧々さんと類さん)

緑川彩葉

(あの着ぐるみの人に呼ばれてから
結構経つけど遅いような)

鳳えむ

え〜っとねぇ〜♪

天馬司

うぉっ！？

鳳えむ

わぁっ！？

緑川彩葉

な、なに！？
停電！？

天馬司

いや、落ち着け
2人ともそこから動くなよ

天馬司

それに、この大きい船なら
予備電源の一つや二つ
あるはずだから

緑川彩葉

た、確かに
それもそうですね、、

天馬司

ほらな、すぐ着い───

うおぉぉぉっ！？

？？？

豪華客船「フェニックス号」へ
ようこそ。

天馬司

だ、誰だ！！

緑川彩葉

(なんか、聞いたような声
な気がするけど、、、)

？？？

僕の名前は
怪盗「フェニックス」

怪盗フェニックス

今宵は僕の欲しいものを
いただきに来たのさ

鳳えむ

わぁ、、怪盗さん！？
司くんあたし初めて見た

天馬司

いや、誰だって
始めてみるだろ！？

鳳えむ

あの人が一緒にいれば
もっと楽しそうな事出来ちゃいそう！

緑川彩葉

いやいや
この状況で何言ってんの！？

緑川彩葉

何者なのかよく分からないのに

天馬司

えぇい！怪盗
お前の欲しいものはなんなんだ！

怪盗フェニックス

僕の欲しいもの
それは、最後に教えよう

怪盗フェニックス

教える代わりに
この麗しいお姫様を
さらわせてもらうよ！

草薙寧々

ちょ、離してっ、、！

天馬司

ね、寧々ぇっ！？

天馬司

どうしてお前が
怪盗に捕まっている？！

鳳えむ

怪盗さん
寧々ちゃんに何をするつもり
なの！？

怪盗フェニックス

安心したまえ
彼女には手を出さないよ

怪盗フェニックス

ただ、君たちと会えたのは
なにかの運命───

怪盗フェニックス

僕と遊んでもらうよ

天馬司

遊ぶだと？

怪盗フェニックス

君たちが僕を無事に
捕まえる事が出来たら
彼女を返そう

緑川彩葉

いや、私達はそんなこと
やってる場合じゃ───

怪盗フェニックス

まずは
カジノで待っているよ
「煙玉を出す」

鳳えむ

な、なにこれ！？
一面が真っ白！！

天馬司

ごほっ、、ごほっ、、！
目くらましか！？

草薙寧々

ひゃぁぁ！！

緑川彩葉

ね、寧々さん！？

視界が晴れる

天馬司

しまった！？

鳳えむ

寧々ちゃんと怪盗さん
居なくなちゃった！？

緑川彩葉

多分さっきの煙玉で
視界を狭めたうちに
居なくなったんだと思う

天馬司

ともかく！
怪盗何某を見つけ出して
寧々を救うぞ！！

天馬司

えむ
カジノはどこだ？！

鳳えむ

えっとね
こっちだよ！
「走る」

天馬司

彩葉と類も───

天馬司

って、
おい、類はどこ行った？

緑川彩葉

あー、、、

緑川彩葉

(あの聞き覚えのある声で
ここに居ないってことは)

緑川彩葉

(あの怪盗やっぱり───)

天馬司

まぁ、類の事だ
あの怪盗の魔の手から
逃れている事だろう

天馬司

早く行くぞ！！

緑川彩葉

はいはい
(あの怪盗が何を考えてるのかは
知らないけど
とにかくゲームに付き合いますか)

ーカジノー

鳳えむ

ここだよ！！

天馬司

ここまでも金ピカ、、

天馬司

怪盗を追いかけてカジノに行く
まるで、映画だな

鳳えむ

うぅ〜
ワクワクしてくるね☆！

天馬司

ワクワクなんてするか！
寧々が捕まっているんだぞ

緑川彩葉

はぁ、、はぁ、、
大丈夫、、ですよ

緑川彩葉

あの怪盗、寧々さんには
手出さないって言ってたし

天馬司

まぁ、それもそうだな、、

天馬司

おーい！
怪盗フェニックス！！
来たぞ！出てこーい！！！

怪盗フェニックス

待っていたよ。

鳳えむ

あれ？寧々ちゃんは
どこに、、
「辺りを見渡し」

怪盗フェニックス

寧々と言ったかな？
彼女なら別の場所にいるよ

天馬司

お前の言う通り
カジノに来たんだ

天馬司

寧々は我々の大切な仲間
返してもらうぞ

怪盗フェニックス

それだけで返してしまうなんて
楽しくないねぇ

怪盗フェニックス

もう少しだけ
延長させてもらうよ

天馬司

なに！？

緑川彩葉

何をするの？

怪盗フェニックス

簡単なことさ
せっかく、カジノに来たんだ
ルーレット勝負と行こう

怪盗フェニックス

僕と勝負をしよう
僕に勝てば彼女を返そう

天馬司

ルーレットか、、

緑川彩葉

あまり、複雑なルールとか
辞めてくださいね
わからない人出てくるんで

怪盗フェニックス

安心してくれ

怪盗フェニックス

ルールは至って簡単
赤か黒のどちらかを選んで
ボールが落ちた方が勝ちだ

鳳えむ

どっちか選べは
いいんだね

鳳えむ

それなら〜
「赤」☆！！

緑川彩葉

えっ、即答！？

怪盗フェニックス

本当に赤でいいのかい？
探偵くん

鳳えむ

え？探偵？

怪盗フェニックス

怪盗は探偵に追われる存在
探偵は怪盗を追う存在だからね

緑川彩葉

───そんな定義
初めて聞いた

鳳えむ

探偵、、、
かっこよくていいね！！

天馬司

探偵か───
まぁ、主役となれば俺にピッタリだな

緑川彩葉

それは、どうでもいいとして
えむ、本当に赤でいいの？

鳳えむ

うん。
あたし、赤大好きだから！

緑川彩葉

2分の1だけど
もし、黒にボールが落ちたら
寧々さん返って来ないんだよ？

緑川彩葉

もっと、慎重に考えた方が
いいんじゃない？

怪盗フェニックス

いや、僕が黒でいいよ
それじゃあ、そこの君
回してくれるかな？

緑川彩葉

えっ？私？！
「ルーレットを回す」

天馬司

当たれ当たれ当たれ！！

鳳えむ

、、、っ！

怪盗フェニックス

止まったようだね
さて、ボールは───

緑川彩葉

あ、黒───

怪盗フェニックス

どうやら僕の勝ちのようだね
それなら、まだ彼女は渡せない

緑川彩葉

ご、ごめん
2人とも、、、

天馬司

いや、彩葉だけのせいではない
しっかり考えておくべきだった

鳳えむ

あたしも勝手に決めちゃって
ごめんね、、、

怪盗フェニックス

次は、そうだね

怪盗フェニックス

最高の物が手に入る場所で
君たちを待つとしよう

鳳えむ

うわぁ！？
真っ白になっちゃった！！

天馬司

ごほっ、、ごほっ、、！
また煙幕か！？

緑川彩葉

早く、あの人を
追いかけないとだけど

緑川彩葉

最高の物が手に入る場所つて
抽象的すぎて
難しすぎでしょ、、

鳳えむ

ほっ！もしかして

鳳えむ

きっと、ギフトショップだよ
あたしに着いてきて！！

緑川彩葉

あの短時間でよく
ギフトショップだって分かったね

天馬司

まぁ、この船はえむの
ところだしな

天馬司

早く行くぞ！！

緑川彩葉

分かってます。

緑川彩葉

(───ってか
なんとなくであの怪盗が
誰か分かるでしょ？)

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