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mmmr帝国反乱物語

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mmmr帝国反乱物語

25 - 25話、mtとgu

♥

130

2024年07月03日

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mt

グサオさん、起きてください。

gu

ん、あれ、ここどこ?

mt

ここは、メメさんの家ですよ。

gu

メテヲさん?あ、そっか、私やられて、

mt

俺も、バレちゃいましたよ。スパイだって。

gu

そうですか。メテヲさん、なんでスパイになったんですか?

mt

それは、親の仇ですよ?

gu

ふーん、そうですか。

mt

僕も教えたんですから、グサオさんも反乱軍に入った理由教えてくださいよ。

gu

私もメテヲさんと一緒ですよ。
同じ人に親がだまされたんですよ。

mt

え!俺と同じって、ブルソンですか?

gu

はい。だから最初聞いて、ビックリしましたよ。

mt

そうだったんですね。
どんな風に騙されたんですか?

gu

mt

あ、すみません!言いたくないなら、言わなくて良いですよ。

gu

ふふ、良いですよ。そんなに気にしてないです。

8年前

gu

お父さん!

お父さん

ああ、グサオか。どうした?

gu

あのね、さっきね、人が来てたよ!

お父さん

人?今日は予定があったかな?

gu

でも、すぐにいなくなったよ。

お父さん

そうか、間違いだったのかな。ありがとう。報告。

gu

うん!遊ぼう!

お父さん

ああ。ん?

ブルソンさん

"コンコン"
いやあ、失礼、少しここに泊めさせいただきたいのですが。

お父さん

えっと、あなたは?

ブルソンさん

失礼、私ブルソンというものです。

お父さん

そうですか。別に構いませんよ。泊まっていってください。

ブルソンさん

ありがとうございます。
どうも、娘さんですか。可愛いですね。

gu

こんにちは。

お父さん

グサオ、お母さんに夜食の追加と部屋の準備を伝えてくれないか。

gu

うん。分かった。

gu

お母さん!

お父さん

ブルソンさん、こちら、妻です。

お母さん

どうも。ゆっくりしていってください。

ブルソンさん

美しい奥さんですね。料理も美味しいし、羨ましいですね。

お父さん

いやいや、そんな。

ブルソンさん

それにしても、豪邸ですね。

お父さん

そうですかね。商人をしてましてね。成功してるんですよ。

ブルソンさん

それはそれは、騙しがいのある。

お父さん

ん?何かいいましたか?

ブルソンさん

いえ、何も。

お母さん

そろそろ、お休みになっては?

ブルソンさん

いえ、その前に一つ提案がありまして。

お父さん

提案?

ブルソンさん

今の時代、色々心配でしょう?何があるか分かりませんから。
例えば事故などであなた方が亡くなったとしましょう。
そうすれば、娘さんの事が心配じゃないですか?

お父さん

確かに心配ですね。

ブルソンさん

そこで、あなた方が亡くなったときにお金が入るようにするんです。
そうすれば、娘さんも大丈夫でしょう。

お父さん

確かに。それは安心ですね。

ブルソンさん

ええ、それをこちらの会社が保証しますよ。

お父さん

でも、無料なんですか?

ブルソンさん

ええ、本当は月ごとに料金を払っていただくんですけどね。
助けていただきましたから。

お父さん

なるほど。分かりました。契約しましょう。

ブルソンさん

ありがとうございます、こちらにサインを。

gu

お父さん、この人危ないよ!

お父さん

そうかな?グサオのことをしっかり考えてくれたんだぞ?

gu

でも…

お母さん

疲れたのよ。もう寝なさい。

gu

…分かった。お休みなさい…

ブルソンさん

では、サインを。

お父さん

ああ、よし、完了だ。

ブルソンさん

ありがとうございます。では、お休みなさいませ。

お母さん

ええ、お休みなさい。

gu

あれ、あの人は?

お母さん

まずは、おはようでしょう。

gu

あ、おはよう。

お父さん

あの人は朝になったら、居なくなっていてな。

お母さん

なんだったのかしら、あの人。

お父さん

そうだ、グサオ、来週旅行に行くんだ。準備しておきなさい。

gu

え、うん。

当日

お母さん

あなた、大変よ!グサオが熱を出して…

お父さん

なんだって!旅行はキャンセルできないんだぞ。

お母さん

どうしましょう?

お父さん

グサオは人を呼んで、見ていてもらおう。
旅行は私達二人だけでいこう。

お母さん

そうね。グサオ、安静にしておくのよ。

gu

うん…いってらっしゃい…

近所の人

大変よ!グサオちゃん!

gu

ん?

近所の人

それが、ご両親が事故で亡くなったみたいなの!

gu

え…?

ブルソンさん

失礼します!

近所の人

なんですか?あなた。

ブルソンさん

この家の持ち主です。この家から出ていってください。

近所の人

はい?ど、どういうことですか?

ブルソンさん

何って、ご両親が亡くなった後は私にこの家が相続される契約になっているんですよ。

近所の人

えっと、

ブルソンさん

ほら、早く。出ていってください。

近所の人

分かったわ。一旦、私の家に来なさい。グサオちゃん。

gu

う、うん。

ブルソンさん

ふふふ、ちゃんと契約書を見ないからこうなるんですよ。

ブルソンさん

私に細工されてるとも知らず、簡単に死んで…

gu

…!

gu

でも、結局何も言い返せなかったんです。

gu

次にあったら、殴ってやろうって思ってるんですよ。

mt

はは、俺も教えてくださいね。

zn

ブルソンって…お兄ちゃんの名前…もしかして、二人を騙したのって…

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コメント

5

ユーザー

わぁブルゾンさんとぜんさん兄弟かよ! どっちだ…?シンプルに私利私欲か洗脳か…?

ユーザー

えーっと殺ることが出来ました 許可が欲しいです

ユーザー
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