ドクスト夢

すき、なの？

安心するの？

わからない

そっけないと思ったら急にそんなことを言ったりして

千空のこと、分かってるつもりでも

やっばり分からないところはまだまだあるのかもしれない

知る努力をしないと

私は千空が好きだから

視線…

問答無用の投擲

それは明らかな攻撃だ

考えろ、俺に残されたのは着弾までの残り数秒

なんの為に？

投擲物の回収、あるいはおよその飛距離を計測する為……

つまり

手榴弾の類！！！

もはや範囲外に逃れる時間は無いな、俺の死は確定した、ならば今救えるとすれば……

銀狼は海に入っていたから無事なはず

龍水、羽京、クロムに金狼、皆

石化……している

私だけではこの人数は救えない

千空達と合流することが大事だ

きっとそれは大丈夫、直ぐに気づいてくれる

ラボだ！！！

昼だと目立ちすぎるからさすがに夜の行動がいい

私は今ラボがある部屋に隠れてる

少し前から物音がするのできっと住人達がペルセウスを調べてる

残念ながら私は目が悪いから人影とかは見えないけれど

手鏡を使う、月の光を反射してくれれば千空達が私に気づく

『せ ん く う ま っ て て』

顎で自分の隣へ私を催促する

まさか千空に限ってそんなことが

安心する

千空の肩

この先

なんだか、なんでも、

なにがあっても、大丈夫な、気が

す、る、、

石化装置強奪ミッションのスタートだ！！！