零番街

どうもいちごです❕🍓ྀི

話題ないのでびっくりマークの数でも数えてみてください！！！！！！！！！！！！！！

‼️注意‼️

壱から伍を読んでください

それではどうぞ！

まずは入口付近にいる雑魚の処理

ここら辺のはそこまで強くないから、三人もいれば楽勝だろう

問題はここの主人に近づけば近づくほど警備が厳しくなることだ

新人を抱えているので

そっちの面倒も見ながら着実に敵を潰していかなければ

死には至らないが何かしらの負傷等は負うだろう

りうらにも素質があるし、初兎ちゃんも本気を出せば普通に強い

今回の状況が初兎ちゃんの心を強くするかボロボロにするか

どちらに転がるかはわからないが

⋯⋯ 俺のりうらが可愛い

どんな状況でも、俺なら

俺たちなら勝てる

そう信じればどうにかなるという心持ちが一番のお守りだったりする

しばらく走っていると

数多の子供が檻に閉じ込められている

という、言うまでもなく悲惨な状況が目に入ってきた

もちろんその子供たちの見た目は決して良いとは言えない

今にも死んでしまいそうな子ばかり

初兎ちゃんに名を呼ばれた二人の子供が扉越しに何か叫んでいる

なぜ扉越しでそれがわかるのか

扉も壁も透明だから、これが理由だ

硝子張りの壁というやつだろう

現代ではあまり見ないが

子供を管理下に置くためにすぐに監視できるこの壁は最適だったはずだ

黄色い髪の子はもう片方に比べてぐったりしているように見える

見ず知らずの子供だが心配だ

ボスに微笑む初兎ちゃんの瞳には

大粒の涙が浮かんでいた

そう言って初兎は器用に南京錠の上部を破壊し、扉を開いた

その刹那、泣きながら子供たちが初兎に抱きついた

初兎がウチに入ったのは確か二年半前⋯ 相当待たせていたことになる

そのくらいの期間があれば、十分に栄養が摂取できていなくても

ある程度は成長するのかもしれない

けれど⋯ けれど、

こういう弱った子供が“大嫌い”で

どうしようもないほど“救いたい”と

まるで英雄みたいに考えてしまう

人殺しのくせに、まだ穢れのない人間でいようとする

俺のことは、俺が一番嫌っている

だって俺は逃げたのだから

大好きな弟を置いて、この街へ

壱番街から零番街まで一晩も二晩も走って、そこでまろと出会って

二人で話していたら麻薬常用者に襲われて、まろが殺してしまって

俺たち二人でこの街を守れるくらい強くなろうって馬鹿を言って

いつの間にかそれを本気にして、二人の夢になっていて

あにきやいむしょー、りうらと出会って夢が現実になるのが目前に迫って

幸せだなと思う度に、俺に纏わりついた過去が、鎖が俺を縛って

すちとみことのような子供を見ると過去の大罪を犯した自分が蘇ってきて

その度に気持ち悪くなる

ポイズンとは、英語で毒を意味する

教育がされていないことをいい理由に単純な名前で実験しているのか

泣きそうな目に困り眉で、いかに“可哀想”と思ってしまう顔をするすち

普段は弟のように甘えてくる初兎が子供をあやしているのを見ると

初兎も成長したんだなと感じる

りうらには初兎の過去をあまり詳しく説明していないが、

何となく伝わったらしい

流石、俺が選んだだけある子だ

もうこんな思いをする子がこの世界からいなくなるように願って

ここの主人の首を断つ

⋯⋯ そう決心した

走り続けて数十秒

長い廊下を３人で進んでいると、ないくんにそう命じられた

間違いない、こいつはここの主人だ

初兎ちゃんの顔が怒りの色に染まったことから、たった今確信できた

白い仮面に黒いマントで、自分の姿が見られないようにしている

なんてずる賢い奴なのだろうか

ヴィランは一瞬で俺の元へ移動した

ないくんもそれに対抗するように、俺の前に立ち俺を守ってくれた

ないくんの顔が一瞬にして強ばった

勝てますように、誰も死にませんようになんて神頼みする暇もなく

この戦闘はいきなり始まった

終

お疲れ様でした！

Ｆ様どんどん増えてきて嬉しい限りです😭✨️

コメントを頂く回数も増えて、

泣きそうなくらい嬉しいです🥹‪‪🫶

皆さんばんばんコメントしてくださいね全部コメ返させて頂きますので、、！

今回も補足なしです！

ばいばい🍓ྀི👋