僕は、お兄ちゃんの事が嫌いだ
そして、お兄ちゃんも僕の事が嫌いだ
なんでって?そんなこと僕は知らない
何でか僕は昔から嫌われてる
だから、僕もお兄ちゃんの事を嫌う
青
青
青
やばいやばいやばい
青
23:50
青
青
ドア越しからです
ドンドンドンドン(ドアたたいてる音)
桃
青
桃
青
青
青
ほら、こんな風に僕は嫌われてる
別にいいんだけどさ?”存在だけでも邪魔”っていうのはひどいと思わない?
一応僕も人間だよ?普通に傷つくんですけどw
...でも、僕は慣れちゃったし今更何とも思わない
毎日毎日こんなこと言われてたらさ?
最初は何で嫌われてるかもわかんなかったし一生懸命好かれようともした
お母さんもお父さんもとっくの昔に死んじゃったから二人っきりの家族だし
でも全部逆効果で余計に毒を吐かれるようになっちゃったw
だから今では僕もお兄ちゃんの事が嫌い
でもね?心のどこかでは少しだけ思ってる
青
桃
俺は、弟の事が好きだ
たった一人の弟だから
でも、弟の前では素直になれない
なんでって?
それは...”愛し方がわかんないから”
親もちっさいころに死んでさ 唯一血縁関係のあったお母さんの姉?っていう人に引き取られた
でもその人は俺たちの事を放置していた
何もかも自分でするしかなかった
だから俺には愛してくれる人は一人もいたことがない
だから、俺は弟に冷たくする
聞いてしまった
青
弟が寂しいと言っているのを
俺はいつも青の前では素直になれず冷たくしてしまう
こんなにも思ってるのに
昔はたくさん甘えようとしてくれてたのに
俺が冷たくするからか今では逆に避けられている
どれもこれも自分の行動が招いたことだ
桃
次の日
7:50
黄
不在着信
黄
不在着信
黄
不在着信
黄
不在着信
黄
不在着信
青
青
青
黄
通話
00:00
黄
黄
青
黄
青
黄
青
黄
黄
青
ふと、ベッドのわきに置かれている時計を見ると月曜日とかかれているのと
そして、7:50と表示された時間
青
青
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
青
黄
黄
青
青
黄
黄
青
黄
青
青
黄
学校では友達がいる
だから、家と違って寂しくない
まぁお兄ちゃんとは一個しか変わんないから同じ学校なんだけど
こんな感じでいつも一緒に登校もしない
だからいつも遅刻ギリギリまで寝てて黄くんに怒られる
赤
黄
赤
黄
黄
赤
黄
先生
先生
黄
青
先生
青
先生
赤
先生
先生
凛
凛
先生
凛
青
黄
凛
青
凛
青
凛
青
黄
青
赤
青
黄
青
昼休みまで飛ばします
黄
赤
青
黄
黄
凛
青
凛
青
凛
黄
青
青
黄
赤
赤
黄
青
黄
青
青
黄
赤
ガチャ
桃
青
黄
桃
青
桃
青
青
桃
バタンッ
赤
青
黄
青
キーンコーンカーンコーン
青
赤
黄
青
黄
黄
青
赤
放課後まで飛ばします
黄
赤
青
赤
黄
赤
青
青
黄
青
青
赤
赤
青