千切
主
主
主
7月某日 ブルーロック内 柔軟運動場にて
千切
蜂楽
天井を見つめる俺の視界を 塞ぐように蜂楽が現れ ミネラルウォーターを差し出す
千切
蜂楽
潔
蜂楽
千切
潔
千切
今日は異様に暑かった ブルーロックの設備に故障があったのか エアコンが起動しない。
絵心は数日で治るから 空調の機能する部屋でトレーニングしろ と言っていた。だが 己に必要なトレーニングをする為 数名はこのばか熱い部屋で鍛錬中
潔
でっかい音を立てて俺の横に座る。 潔はサッカーのことになると ウザいほどのエゴイストだ。 でも普段は気が使える優しい奴。 と、思っている
潔
蜂楽
俺に対して。俺限定。ではないが 自分がそうしたいと周りに訴え 誰かの為に休憩を入れたりする。
千切
潔
無意識の優しさか。 俺にはお前の笑顔が眩しい
蜂楽
蜂楽
潔
2人が手を掲げハイタッチをする 俺も立ち上がって、 2人に倣おうとした
立ち上がってすぐ 俺の視界がまるで円を描くように ゆっくりと歪んだ
千切
潔
蜂楽
暑さと数日の睡眠不足で 限界が来たのか、俺はだらしなく 床に倒れ込んでしまったらしい
潔
蜂楽
薄れてぼやける視界の中で 蜂楽と潔...そして他の奴ら数人が 俺に何度も声をかけているのが聞こえた。
嗚呼 またこの夢だ
女子
男子
千切
男女。そして老若男女問わず チヤホヤされている俺
ここから地獄の場面へと切り替わる
光と歓声を体中に浴びて コートを駆け回っていた。
ただそれだけなのに 脳裏まで響く不気味な音が 鳴ったと同時に俺は地面に倒れていた
千切
千切
声なんか出なかった。 信じられない痛さに悶え 叫ぼうにも喉が焼け切れそう。
痛い苦しい そう思っていると、気が付いた頃には 救急車で病院へと運ばれていた
潔
千切
潔
千切
眉間に皺を寄せ体を震わせている 振り絞り出される声は 今にも泣きそうなほどに掠れていた
潔
千切
潔
潔
千切
潔
千切
潔
千切
動け動けと念を込めるよう 太腿を叩こうとする
せっかくここまで来たのに もうあんな惨めな思いはしたくない
潔
千切
潔
千切
潔
千切
潔
千切
潔
千切
潔
潔
千切
潔
千切
潔
千切
潔
千切
千切
潔
千切
潔
千切
潔
千切
千切
潔
千切
潔
千切
ガチャッ
蜂楽
千切
蜂楽
千切
蜂楽
千切
今は居心地が良いや... 認めてくれる人が居て、 俺もこの怪我を乗り越える事が出来て
そんでもって、大好きなサッカーに 囲まれてるからな
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