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ないこくん。
気が付けば、俺は病院で寝ていた。
起き上がろうとすると、全身が重く腕をまともに動かすことさえ出来ない。
?
ないこくん。
俺が寝転がっているベッドの横に座っている青髪の男性が泣きながら名前を呼んできた。
……見た事がある顔だった。だが、どのような人物かは思い出せない。
?
ないこくん。
ガチャ
お医者さん
ないこくん。
そう質問すると、医者らしき人物は顔を顰めた。
お医者さん
お医者さん
?
そう言って彼らはこの部屋を出て行ってしまった。
どうして俺はここに居るんだろう…と考えると、色んな記憶が蘇ってくる。
ほとけっち。
そしてさっきの青髪の男子。何故か名前を思い出す事ができない。
そしてー
ないこくん。
あれ……。どうして?涙が…溢れてー
ないこくん。
真っ暗な…あの場所…… やだ、思い出したくない!
一方その頃……
いふまろ。
お医者さん
いふまろ。
お医者さん
いふまろ。
お医者さん
いふまろ。
お医者さん
いふまろ。
お医者さん
いふまろ。
ないこくん。
?
ないこくん。
あの痛い記憶が……
?
頭の中でぐるぐると……
ないこくん。
ないこくん。
深呼吸で何とか抑える事は出来たが、右脚が今もブルブルと小刻みに震えている。
?
ないこくん。
?
?
?
ないこくん。
?
?
そう言った彼の顔は、たんぽぽのような、優しい笑顔だった……
遅れてすみません!
次回まで950スタ!✿
コメント
5件
推しと推しが出てくるからすごくこのお話好きです(*^^*)