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それから彼は毎日やって来ては過去の思い出話をするようになった。
一部の過去を思い出す事ができない俺は頷く事しかできなかった。
そして月日が経ちやがて退院となった時、彼はすぐさま俺の手を取り近くの公園へと連れて行った。
いふまろ。
ないこ…あのさ
ないこくん。
…?
いふまろ。
今週末すぐそこで祭りが開催されるんだけど……良かったら一緒に行かない?
ないこくん。
祭り…いく、行きたい
いふまろ。
よし!じゃぁ金曜日の五時に集合ね〜
あの時いふさんに手を握られたあの感じは、まだ微かに残っていた。
ないこくん。
祭りか……いふさんと…//
胸がドキドキする。なんだろうこの感じは……
そして迎えた夏祭りの当日。
俺は何故かいふさんに逢うのが待ち遠しく、軽く駆け足しながら待ち合わせ場所へと向かっていた。
ないこくん。
はぁっはぁっ…遠いなぁ
モブ
見てあのイケメン!
モブつー
イ、イケメン!?どこ?
モブ
ほら、そこの!
モブつー
あ〜!本当だかっわいい〜♡
ないこくん。
…………。
モブ
あの…すみませんシャメ良いですか?
モブつー
あ!あっちゃんだけずるいー!
ないこくん。
ス、すみません俺今忙しくて……
モブ
えー!そんな〜
お願いですよぉ〜♡
[上目遣い]
お願いですよぉ〜♡
[上目遣い]
ないこくん。
…………。
モブすりー
あ、ヤホあかりちゃん!
来てたんだね!
来てたんだね!
モブ
あっ!そうなの〜♡
こんな所で逢うなんて……偶然だね♡
こんな所で逢うなんて……偶然だね♡
ないこくん。
((=͟͟͞͞( ¯−︎¯ )サササッ
良かった…助かった( ´•̥ ̫ •̥` ) 待ち合わせ時間まで後…1分半!?
俺は急いで人混みを駆け抜けながらひたすら走った。
ないこくん。
…………うわぁ!?
[石につまづく]
[石につまづく]
…………あれ? 何だか暖かいような… そして痛くない…
いふまろ。
大丈夫?待ってたよ、ないこ
ないこくん。
い…ぃぃぃいふさん!?///
なんと、俺はいふさんの身体に抱きついていたのだ。
いふまろ。
ごめんね、驚かせちゃった?
ないこくん。
いやいや、そんな……
いふまろ。
そっか、じゃぁ最初にどこ行く?
ないこくん。
え、えーと…
じゃぁ、ヨーヨーすくいで!
じゃぁ、ヨーヨーすくいで!
いふまろ。
よし、じゃぁ行くか!
ないこくん。
…はい!
これから、 俺たちの夏祭りが始まる!
次回まで980スタ!🎆
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コメント
4件
ただ可愛い♥
新しいのだ嬉しい
まろちゃんがないちゃんを抱きしめる感じ…ンヘヘ(*´q`)(お巡りさんこいつです) かわいいまする(?)