お腐り女子と夢見女の異世界転生

水野 藤(ﾐｽﾞﾉ ﾌｼﾞ) 女 15歳 本作の主人公。 ランク2の水属性。 前世で車に轢かれ好きな乙女ゲームに転生してきた。 美人で黒髪ロングでキリッとした赤目、スタイルはそこそこいいが、目立つのが苦手なため、髪を少し切り眼鏡をかけてボサボサヘアーにしている。 前世ではひょろひょろ眼鏡チビで顔もいいとは言えない感じだった。 水府 美凪とは中学からの友達であり、美凪に乙女ゲームを布教した。 腐女子であり、ゲームの登場人物であるトネールとグラソンのCPが大好物。グラソンが最推しである。 実はSNSで絵垢を持っており、絵が上手い。 コミュ障で知らない人と話すのが苦手。

水府 美凪 (ｽｲﾌ ﾐﾅ) 女 15歳 本作の主人公。 ランク5の光属性 前世で車に轢かれそうになった藤を助けようとしたが失敗し、転生してきた。 美人で白髪のふわふわロングでぱっちりとしたピンク目。 前世では普通体型で細目。 藤とは中学からの友達で、藤に乙女ゲームを布教された。 乙女ゲームに出てくるトネールにガチ恋しており、トネールに対しては地味にアタックしたりしている。 割と社交的で基本誰とでも話せる。

トネール・ジェニー 男 16歳 乙女ゲームに登場する攻略対象のキャラ。 ランク4の電気属性。 金髪で水色目、身長は182cm。 皇太子でキラキラ王子系イケメンだが、幼い頃に周囲の人間関係やらなんやらで精神を病み、人を信用しなくなってしまった。 唯一信頼しているのは幼なじみで従者の役目を果たしているグラソンだが、信頼というか執着しているようにも見える。 本来主人公に対しては、属性が珍しいという点で少しだけ興味を持つが、本作の主人公である美凪に対しては何か不正を働いていると思っており嫌悪感を持っている。 藤に対しては認識しているかすらも怪しい。

フランム・エフォール 男 15歳 乙女ゲームに登場しているモブで、ゲーム内ではセリフすら出てこない。 ランク2の火属性。 ピンク髪で赤目。身長は180cmよりちょっと下ぐらい。 家がちょっと偉いぐらいの地位にある。 チャラ男であり、クラス内で1番美人であった美凪を気に入りちょっかいをかけている。 藤とは美凪に近づくためだけに仲良くしている。 まだ本人も気づいていないが、美凪のことが恋愛的に好きになっている。

グラソン・テクニカ 男 16歳 乙女ゲームに登場する攻略対象のキャラ。 氷属性。 黒髪で青目、身長は186cm。 クール系イケメンでお偉いさんの家で生まれ、トネールの幼なじみ＆従者。 トネールのことは大事な友達だと思っていたが成長するにつれ、地位が違うという実感を持ち始めたり、周囲の人間関係等で疎ましく感じるようになる。 ゲームではトネールを選ぶとラスボスとして戦うことになり、他でも最終的にはあまりよろしくない結末を迎えることが多く、救われるルートを迎えるにはグラソンが主人公と結ばれるしかない。 美凪に対してはなんとも思っていない。 藤から恋愛感情とも違う気色悪い視線を向けられていることに気づいており、あまり好きでは無いと思っている。

ヴァン・アロガン 女 15歳 ゲーム内でのトネールの婚約者である悪役令嬢。 ランク3の風属性。 赤髪のロングでキツめの黄色目、身長は164cm。 お偉いさんの家で生まれ、トネールとグラソンとは幼なじみで、特にトネールとは婚約者であり好意を抱いていたが、突然トネールから避けられるようになる。それがきっかけで性格がひん曲がり主人公をいじめる悪役令嬢となる。 攻略対象では無いが口説き落とすことができ、しかもなかなかにチョロい。 本来の主人公に対しては美凪が印象的過ぎてあまり覚えていない。 美凪のことがあまり好きではなく、いじめていたが、藤に止められてからはかかわらないようにしている。 藤に対しては恋愛的なのか友情的なのか分からないが好意を抱いている。 婚約者であるトネールに対しては、藤に口説かれてからは本当に好きなのか分からなくなってしまった。 グラソンとはたまに少しだけ話しているが、ものすごく仲が良かった訳では無いので腐れ縁のような感じである。

ルミエール・アポートル 女 ゲーム内の主人公。 ランク1の光属性。 薄い金髪で薄い黄色目。 プレイヤーが操作しており、なんか聞いてたシナリオと違う...と困惑している。 プレイヤーの狙いはゲーム内の攻略対象である教師でなので、あまり目立つ行動はしない。 実は藤が描いてネットにあげた純粋なファンアートをきっかけにゲームを始めている。

神 瀕死になった藤と美凪を転生させた張本人で、2人を手助けをする。 自分を犠牲にしてまで友達を助けようとした美凪を気に入っていて、逆に不注意で事故にあった藤をあまり好いていない。 周りに相談、許可も無く勝手に転生させたためゲーム本来の物語進行や色々な設定がおかしくなっているのはコイツのせい。