テラーノベル
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最近は、手話にも慣れて気分がいい。
バレーも上手くいってるし、人間関係だって上手くいってる。
凄く楽しい。
日向
《》←手話
瀬見
瀬見
日向
日向
瀬見
日向
恋人も、俺のこと大切にしてくれる。
すごく優しい人。
バレー部の人たちも、俺のことを見てくれる。
嬉しい。
瀬見
日向
瀬見
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
日向
瀬見
モブ(使い回し)
日向
瀬見
瀬見
日向
日向
瀬見
瀬見
日向
すごく、優しい人。
だから···あんな事、絶対に言えない。
言えるわけがない。
ガチャッ
最近、一人部屋だった部屋に1人、新しい人が入って来た。
〇〇
〇〇
俺の耳の事を知ってから、毛嫌いする。
帰ってくると、この人は俺を、家来扱いする。
名前通り、クズ野郎だ。
九頭(クズ)
九頭(クズ)
日向
この人の声は、よく聞こえた。
悪口みたいに言ってるからだ。
それに、廊下まで聞こえそうな大声で話してくるからだ。
日向
『』←筆談
九頭(クズ)
日向
誰にも言えなかった。
言ったら、殴られるから。
脅されてるから。
恋人にも、バレー部のみんなにも先生にも、家族にも。
秘密だ。
九頭(クズ)
日向
日向
九頭(クズ)
九頭(クズ)
日向
ギシッ
ドンッ
日向
ドカッドカッドカッ
ドカッドカッドカッ
ドカッドカッドカッ
日向
九頭(クズ)
九頭(クズ)
九頭(クズ)
日向
九頭(クズ)
九頭(クズ)
日向
この人にとって俺は、ストレス発散道具に過ぎない。
イラついてる度に、俺に殴りかかり、【障がい者】と言って笑う。
最低なヤツだ。
瀬見
トントン
日向
瀬見
瀬見
日向
日向
瀬見
日向
言いたいけど、言ったとしても助けて貰えなかったら?
あの人と同じように俺を殴ってきたら?
って···俺、信じて無さすぎでしょ···。
最低なのは、俺の方か。
瀬見
日向
瀬見
日向
瀬見
瀬見
瀬見
日向
日向
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
日向
日向
日向
日向
瀬見
ギュッ
瀬見
日向
信じたくない。
でも、この人達なら、きっと信じたいと思う。
こうやっていつも俺のことを助けてくれるから。
俺の、大好きな人達。
それからあの人は教育委員会に呼び出され、退学処分に。
寮からも出ていって、また1人で過ごせる。
瀬見
日向
日向
日向
日向
日向
日向
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
瀬見
日向
日向
瀬見
瀬見
日向
瀬見
日向
日向
日向
瀬見
ギュッ
日向
瀬見
瀬見
大好きな人と俺は、難しい事でもなんだって乗越えていく。
俺は、1人じゃないから。
お主
お主
【音が聞こえない俺の話】 完結!
お主
お主
コメント
2件
めっちゃよかったです! 全然大丈夫ですよ! 完結おめでとうございます🎉👏