ロベリア

昔々ある小さな町にとても 可愛い双子の姉妹が産まれました

その姉妹はとても仲が良く いつも一緒にいました

ある日、2人で出掛けていると ある男性に出会いました

そこから姉妹、男性と3人で出掛けることが多くなりました

姉が18歳になる時、家に手紙が届きました。内容はお城に 来て欲しいというものでした

姉は急いで支度をし、お城に行きました。お城に着くとそこにはいつもの 男性がいました

なぜここにいるのかと疑問に思っている姉に男性はこの国の第一王子だと 伝えました。そして、姉の前で膝まづき、手を伸ばして「結婚して欲しい」と言いました

姉は驚きが隠せませんでしたが 手をとり「はい！」と言いました

妹にこのことを伝えると「おめでとう！」と言い、姉に花を渡しました

姉は「ありがとう、この花大事にするね」と言い、お城の自分の部屋に飾りました。

そして、王子と幸せに暮らしましたとさ

幸せな日々が続いている中、 事件が起こりました

なんと姉が妹を殺そうとしたのです

それまでにも姉は妹に 嫌がらせをしていました

王子はもう見過ごす訳には行かないと思い、姉を森の奥にあるお屋敷に 閉じ込めました

数日後

王子のもとに、姉が死んだという 知らせが届きました。

死因は事故でした。 姉は閉じ込められるのが嫌で土砂降りの中、お屋敷を抜け出し、逃げている途中に足を滑らせ 崖から落ちてしまいました

王子は驚きましたが、 悲しくはなりませんでした。 そして、民にも姉が死んだと知らされました。 しかし悪い噂しか無かった姉に悲しむ人はいませんでした。

唯一悲しんでいたのが、妹でした。

姉に嫌がらせをされても、殺されかけても妹にとってはたった1人の姉で 大好きな人でした

数年後

王子は妹と結婚しました 2人は幸せに暮らしましたとさ