お母さん
ひまり、今日はこの服を来たらいいわ！
お母さん
ひまり、習い事はピアノがいいわね！
お母さん
ひまり、お母さんはね、あなたのために選んであげてるのよ(*^^*)
お母さん
ひまり、お母さんの言うことを守れば必ず、
幸せになれるのよ！
幼い私は、それをお母さんの愛だと受け取った。
お母さんの言ったことを守っていれば
必ず
幸せになれるのだと思ってた。
私のすればいいことを教えてくれて、
お母さんが全て選んでくれて、
それでいいと思ってた。
それが私にとっての幸せなんだと……
でも どこかで分かっていたのかもしれない。
それが永くは続かないことを、
もうすぐ限界がきてしまうことも、
お母さん
ねぇ、ひまり、
中学校はここに行くのよね！
お母さん
部活はバスケ部に入るといいわ！
お母さん
ひまり、高校は○○高校に行くんだから、
〜〜〜〜〜〜〜
お母さん
ねぇひまり、……
お母さん
ひまり……
私には限界がきていた。
でも、その気持ちを何度も何度も押し殺してきた。
そんな私がついに言ってしまうことになったきっかけは
本当に些細なことだった。
お母さん
ひまり、高校の部活は
やっぱりバスケがいいと思うの！バスケ部に入るわよね！
ひまり
入らないﾎﾞｿｯ
お母さん
えっ
お母さん
なんて言ったの？
お母さん
お母さんよく聞こえなかっっ
ひまり
だから、
ひまり
入らない って言ったの！！！！
お母さん
えっ どうして？？
お母さん
お母さんはひまりのことを思って...
ひまり
私のためじゃない、
ひまり
全部お母さんが自分のために
ひまり
理想の娘にするためにした
ひまり
私の自由を奪うものなんだよ。
お母さん
そんな、そんなことない。
お母さん
わたしはあなたが大事だからっ！ だからっっ！！
ひまり
最初は思ってた。
ひまり
お母さんが私を幸せにしてくれる！って
ひまり
お母さんの愛なんだって
お母さん
そうよ！今だって変わらない！
ひまり
それは愛なのかもしれない。
ひまり
お母さん、私に言ったよね。
ひまり
お母さんの言うことを守れば必ず、
幸せになれるって
ひまり
信じてた。
ひまり
それだけを信じてたんだ！
ひまり
でも、見て！
ひまり
全然幸せじゃない。
ひまり
お母さんの それ は
愛じゃ無かったんだよ
ひまり
服とかカバンとか 身につけるものを制限された。
ひまり
習い事だって それほどやりたくもない ピアノをした。
ひまり
中学校も決められて
部活まで決められてた。
ひまり
やりたいものがあったのに
ひまり
お母さんは聞こうともしなかった。
ひまり
まるでお母さんがして欲しいものは
ひまり
私がしたいものだと言うように
ひまり
高校は仲の良かった友達と同じ高校に行こうと思ってた。
ひまり
そのために 死ぬ気で頑張った。
ひまり
やっといけるって思ってたのに
ひまり
やっぱりお母さんは聞こうともせずに
ひまり
勝手に決めた
ひまり
せめて、
ひまり
せめて部活だけは！
ひまり
って思ってたけど
ひまり
やっぱりあなたは聞きもせずに！
お母さん
……
お母さん
ごめんなさい。
お母さん
知らなかった
お母さん
ひまりがそんなこと思ってたなんて
お母さん
もう今までのことはどうしようもないから
お母さん
部活だけは行きたいところに行ったらいいわ
えっ
この人はふざけているのだろうか。
やっと解放されるって
今度こそ本当に信じてたのに、、
部活 だ け は
って 何？
なんかの悪いドッキリか何かなの？
結局解放されないんだ
死ぬまでこのままなんだ。
じゃあ殺してしまおうか、
自由が無いのなら
いや、
そんなの口だけだ
結局私は殺すなんてこと出来ないんだ。
あっ
殺せないのならば
私が死ねばいい、
私が死ねばいいんだ。
ひまり
あっそ
ひまり
じゃあ決める
ひまり
私は部活なんて入らない。
ひまり
それじゃあ
ひまり
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
ひまり
ｶﾁｬ
ひまり
はーー
ひまり
これで最後か、
ひまり
よし、学校いこ！
ひまり
学校では私に友達なんていない
ひまり
皆お母さんに気持ち悪さを抱いて避けるようになるんだ
ひまり
別にいじめられてる訳じゃない
ひまり
ただ 風のような存在ってだけ
ひまり
それを見て思うんだ
ひまり
私がいない世界ってこんな感じなんだろうな
ひまり
私が死んだって
ひまり
今までと変わらない
ひまり
先生に伝えられたって
ひまり
そんな奴いたっけ ぐらいで終わるんだ
ひまり
まあいいや
ひまり
こんなこと考えるのも今日で終わり！
ひまり
この道を歩くのも、
ひまり
教室でノートをとるのも、
ひまり
皆の声を聞くのも、
ひまり
全部今日で終わりなんだ。
ひまり
なんかしんみりしちゃった！
ひまり
今日はこの縛られた世界から抜け出せるいい日だっていうのに
ひまり
さっ
ひまり
どこで死のうか
ひまり
今日は空が綺麗だな
ひまり
屋上へ行こう！
ひまり
そこで最後に
ひまり
私の大好きな絵を描こう
ひまり
私はね、本当は 美術部に入りたかったんだ！
ひまり
そこで思う存分に絵を描いて、
ひまり
なーんて
ひまり
願ったってどうにもならないんだけど。
ひまり
さあ着いた！
ひまり
描こう。
ひまり
最後の
ひまり
私の絵を
ひまり
さあここで
ひまり
私の昔話をきいてくれるかな？
ひまり
私がお母さんからあたえられた物しか知らなかったころに
ひまり
公園で絵を描いてる男の子がいたんだ
ひまり
その子は私と同じぐらいの歳で
ひまり
絵がとても上手かった
ひまり
なんにも知らない私はその子に聞いたんだ
ひまり
それってなぁに？
ひまり
そしたら最初は少しビックリしたみたいだったけど
ひまり
一つ一つていねいに
ひまり
私でも分かるように教えてくれたんだ
ひまり
その時私は不思議に思ったんだ
ひまり
なんにも知らない
ひまり
知らなさすぎる私を
ひまり
避けずに
ひまり
優しく教えてくれたんだ
ひまり
今思えばあれは一目惚れしたんだ
ひまり
キミの横顔に
ひまり
どこか寂しそうな
ひまり
諦めてしまっているような
ひまり
キミに惚れたんだ
ひまり
あぁ
ひまり
最後に会いたかったな
ひまり
まぁ仕方ないか
ひまり
よしっ描き終わった！
ひまり
あぁ
ひまり
これで本当に最後なんだ
ひまり
今までで1番綺麗に描けたかも！
ひまり
でもやっぱり
ひまり
あの男の子のようにはかけないなー
ひまり
さぁ！
ひまり
そろそろ...
ひまり
よしっ
健人
まって！
ひまり
えっ
健人
死ぬの？
ひまり
うん
健人
どうして？
ひまり
諦めたんだ
ひまり
この世界に
健人
じゃあどうして泣いてるの？
ひまり
えっ泣いてなんかっ、
ひまり
あっ
ひまり
ほんとだ
健人
ぎゅっ
健人
大丈夫だよ
ひまり
えっ
ひまり
なんか声が似てるような...
ひまり
って考えすぎか、
ひまり
あの男の子がこんな所にいるわけないし。
ひまり
ありがとう、もういいよ。
健人
そう？
健人
あっこの絵綺麗だね
健人
君がかいたの？
ひまり
あっ うんそうだよ！
ひまり
昔ね
ひまり
男の子が教えてくれたんだ、
ひまり
っつて何言ってんだろ
ひまり
ごめんね
ひまり
？
ひまり
どうかした？
健人
!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!
健人
ううん
健人
何も
ひまり
そっか
ひまり
ってか
ひまり
名前教えてなかった！
ひまり
わたしはひまりよろしく
健人
僕は健人よろしく
ひまり
(*^^*)
ひまり
あーあ
ひまり
なんか死ぬ気なくなってきた
ひまり
なんかありがと
ひまり
冷静になったわ
健人
よかった
ひまり
ねぇ健人
健人
ん？
ひまり
明日も会えるよね？
健人
うん！
健人
会えるよ！
ひまり
よかった
ひまり
じゃあまた明日ね
健人
あっまって
ひまり
ん？
健人
送っていくよ
ひまり
えっいいよ
健人
いや送るよ
ひまり
笑 ありがとう😊
健人
いいえ〜
健人
笑
ひまり
あっ私ここだから！
ひまり
じゃあね
健人
うん。また明日
ひまり
ｶﾞﾁｬ
ひまり
うわっ気まずー
ひまり
そーっと
ひまり
ｶﾞﾁｬ
ひまり
ふー
ひまり
なんとか
ひまり
それにしても
ひまり
健人ってどこの学校にいってるんだろ
ひまり
どこに住んでるのかな
ひまり
まだまだ健人について知らないことばかりだけど
ひまり
何故か惹かれてしまうんだ
ひまり
健人について聞きたいことは沢山あるけれど
ひまり
それを聞いてしまったら
ひまり
もうあなたに会えなくなってしまうような気がするんだ。
ひまり
いやまだいい
ひまり
考えるにはまだ早すぎる
ひまり
また明日会えるんだから大丈夫
ひまり
それまで大丈夫。
ひまり
もう見ることはないと思っていたけれど
ひまり
もう一度見ることになるだなんてね
ひまり
さぁもう寝よう。
ひまり
明日またキミに会えると信じて
ひまり
おやすみ
ひまり
ふぁーー
ひまり
Good morning
ひまり
今日も会えますように！
ひまり
えっ
健人
おはよう！
ひまり
あっ おはよう
ひまり
ってか なんでいるの？
健人
一緒に学校行こうと思って
ひまり
えっでも学校違うでしょ？
健人
同じ学校だよ
健人
同じ学年！
健人
まぁ、組は違うけどね！
ひまり
えっ！！
ひまり
そうだったの？
ひまり
全然知らなかったーー
それから、登下校を毎日するような仲になって、
しばらくたった時のこと、
ひまり
ねぇ、健人！
健人
なぁに？
ひまり
一緒に絵を描いてくれないかな？
健人
絵？
ひまり
うん。
ひまり
健人と描きたいの！
ひまり
ダメかな？
健人
いや、別にダメって訳じゃないんだけど、
健人
今は、ちょっと……
ひまり
そっか……
ひまり
あのさ
ひまり
もしかしたら私の勘違いかもしれないんだけどさ
ひまり
いや、たぶん私の勘違いなんだけど、
ひまり
昔、公園で絵を描いてた男の子なの？
健人
えっ
健人
どうしてそう思ったの？
ひまり
横顔が
ひまり
健人の横顔があの男の子に似てるんだ
ひまり
まさにあの男の子が成長したら
こんな感じなんだろうなって、
ひまり
って
ひまり
ごめんね。こんなこと聞いて、
ひまり
あの男の子がこんな所にいるわけないし。
健人
そうだよ
ひまり
えっっ……
ひまり
まってちょっとよく聞こえなかった。
健人
僕だよ。
健人
あの公園で絵を描いてた男の子は
ひまり
うそ、ほんとに？
健人
笑 うん！
ひまり
わたし、やっと会えたんだ！
ひまり
私、あれからね、もう一度会いたくて
何度もあの公園へ行ったんだよ！
ひまり
でも、もう会えなくて、、
健人
あの時教えた事とか
覚えててくれて
嬉しかった！
健人
ありがとう😊
ひまり
ううん、
ひまり
あの時健人が教えてくれたから、
私は絵が好きなんだよ？！
ひまり
ホントにありがとね！
ひまり
ねえ、
ひまり
どうして、あれっきり
ひまり
公園に来なかったの？
健人
僕ね病弱でね、
健人
よく入退院を繰り返してて、
健人
外なんて出られなかった。
健人
あの時は、
健人
病気で、、
健人
まあ、今までも
健人
なんだかんだ、治ってたし、
健人
今回も大丈夫だって、
軽く見てたんだ
健人
でも、、
健人
今回はそうはいかなかったみたい。
健人
まぁ、今思えば、
健人
何回も、病気にかかっても
生きていられたのって
奇跡だよね！
健人
だからさ、
健人
もう二度と外に出られないんじゃないのかなって思って、
健人
買ってもらった
スケッチブックとパレットと絵の具を持って
病院を抜け出したんだ。
健人
必死だったよ。
健人
絶対見つかってはいけないって
健人
すっごく怖かった
健人
でね、
健人
なんとか無事に抜け出して
健人
あの公園で絵を描いてたんだ
健人
あの公園ってさ、
健人
普段は全然人が来ないんだ
健人
だから、君がきたときはビックリしたね
健人
見つかったと思った。
健人
でも、来たのは全然違う、
健人
笑 拍子抜けしたよ
健人
ねえ、
健人
あの公園覚えてる？
健人
あの公園のさ、草をかき分けて行ったら、
健人
すっごく景色のいい場所があるんだ
健人
でもあそこ、少し危ないから、
全然知られてないんだけどね
健人
すっごく綺麗なんだよ！
健人
たまたま見つけたんだけど、
健人
あっそれでね、
健人
話を戻すんだけど、
健人
病気、治らなかったんだ
ひまり
えっっ
ひまり
じゃあどうして。
健人
、まあそれも話すから
健人
。焦らない焦らない
健人
でね、
健人
すっごく苦しかったんだ
健人
でも、それよりも
健人
キミに会いたかった。もう一度、
健人
でも、さすがにもう
健人
からだも自由に動かなかったから、
健人
。生きてる時に会いたかった
健人
まあ、今会えてるから
いいんだ。それは、
ひまり
えっ、今生きてるじゃん！
ひまり
！会えてるじゃん
健人
僕ね、もう、死んでるんだよ
ひまり
えっ……
ひまり
でも、ちゃんとここに居るし、
ひまり
っ……
ひまり
ねぇ、嘘、だよね...
ひまり
だってそれじゃぁ、
ひまり
健人がいないってことなの？
ひまり
嘘だよ……
健人
ひまりは、僕が見えるんだよ
健人
ねぇ、
健人
もう少し僕の話につきあってくれないかな？
ひまり
……う ん
健人
本当は僕も死んだ後、すぐに成仏するはずだったんだけど
健人
どうしても、もう一度会いたくて
健人
ここにいるんだけど、
健人
僕ね、絵を描いたら消えちゃうんだよ。
健人
だから、まだ一緒に絵を描く事は出来ない
健人
けどさ、
健人
君を止めることが出来たし
健人
いつまでいる訳にはいかないからさ、
健人
ちょっと僕のわがままに付き合ってくれる？
ひまり
もちろん！
健人
早速、今から行きたいんだけど、
健人
歩きながら話すね！
健人
ひまりはさ、
健人
覚えてるかな？
健人
あの日、あの公園で
健人
ひまり 言ったよね、
健人
「私のこと 描いて！ 」 って
健人
それでね、描いたんだ。
健人
あの場所で……
健人
あっ着いたよ、
健人
ここは、前まで僕の家族が住んでたところ。
健人
もう今は、引っ越ししたみたいなんだけど、
健人
今は空き家。
健人
じゃあ入ろうか。
健人
確か、あの絵はここに...
健人
あ、あった！！
健人
これだよ！
ひまり
わーー
ひまり
綺麗だね！
ひまり
やっぱり上手だねー！
健人
ありがとう😊
健人
よし、じゃあもう行こう！
ひまり
もういいの？
健人
うん！あっ
健人
この絵はひまりにあげるよ
ひまり
えっいいの？
ありがとう
健人
ねぇ、行きたかったとこ、一緒についてきてくれないかな？
ひまり
うん、いいよ。
ひまり
どこ行く？
健人
まずは、遊園地！！
ひまり
オッケーじゃあいこ？！
健人
うん！
ひまり
あーー疲れたーー
健人
笑笑 楽しかったありがとう！
健人
ねぇ、
健人
最後に、 いい？
ひまり
うん、
健人
一緒に絵を描こう！
ひまり
えっ、、
ひまり
でもそんなことしたら、消えてしまうんでしょ？
ひまり
いいの？？
健人
うん！
健人
もういいよ
健人
ほんとに今日は楽しかった。
健人
ありがとう。
健人
、最後のお願い、聞いてくれる？
ひまり
うん！
健人
この絵にはさ、君しかうつってないからさ
健人
今度は君と僕、2人がいいんだ。
健人
これから一緒に
健人
いることは出来ないから、
健人
絵の中でぐらい一緒にいてもいいよね？
健人
それでさ、
健人
一緒に描こうよ！
健人
ひとつのもの2人で書くなんておかしな話だけど、
健人
よしっ
健人
じゃあまずは、
ひまり
写真 だよね！
健人
うん！
ひまり
じゃぁいくよーー
健人
タイマーにした？
ひまり
うん、した！
健人
撮れた？
ひまり
うん！ばっちり！
健人
じゃあ、描こうか、
ひまり
うん！ねぇ、健人、透けてきてるよ
健人
うん。
ひまり
ねぇ、
ひまり
ありがとね！
健人
なんで？
ひまり
助けてくれて
健人
うん
ひまり
私、もう一度会えるなんて思ってなかった
ひまり
幸せ
ひまり
ねぇ、あのときはさ
ひまり
絵のこととかなんにも知らなかったのに
ひまり
今では一緒に描いてる
ひまり
不思議だね。
健人
あぁ。
ひまり
...ねぇ、
健人
ん？
ひまり
もう少しだね
健人
うん。
ひまり
本当にありがとう、
ひまり
楽しかった
健人
ぼくも、たのしかった
健人
ありがとう
ひまり
あっ最後はふたりで ね？
健人
そうだね、
ひまり
よしっ完成！
健人
ほんとありがとう！
健人
さいごにあえてよかった
健人
いっしょにえをかけてよかった
健人
たのしかったよ
健人
ありがとう
健人
ぼくのわがままをきいてくれて
健人
ありがとう
健人
いっしょについてきてくれて
健人
ありがとう
健人
ああ、
健人
もういかなくちゃ
健人
ほんとうにありがとう
ひまり
ううん、こっちこそ
ひまり
ありがとう
健人
ねえ、
健人
さいごのわがまま きいてよ。
健人
ぼくのこと
健人
ときどきでいいから
健人
おもいだしてよ
健人
きみだけは
健人
ぼくのことおぼえておいて
健人
ぼくという 健人というにんげんがいたってこと
健人
ぼくがここにそんざいしてたっていうこと
健人
わすれないであげて
健人
ぜったい
健人
ぼくもひまりのこと
健人
おぼえてる
健人
ずっと
健人
ぜったいわすれない
健人
わすれてあげない
健人
さいごに
健人
しあわせになってね
健人
ほんとうに
健人
ありがとう
健人
またね
健人
ばいばい
最後に残ったのは
2人で描いた 2人がいる
絵
と
1人が写っている
写真
だった
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