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鈴木
鈴木
鈴木
暴力表現あり
鈴木
気付けば頭の中が真っ白で白紙の様だった。 右手に走る熱と目の前の彼の様子が今の醜態を叫んでいる。
芬
英
冷や汗が顳顬を伝い、嫌な宣告をする。
「お前が恋人を殴ったんだ」と。
英
芬
気付けば視界が曇り、物の輪郭がぼやけていた。 自業自得...、なのだ。
彼の赤く腫れた頬が見るに堪えなかった。 ...然し、此の様な事をしたのは私だ。
芬
英
英
...嗚呼、恋人にこんな顔をさせて。 私は“紳士失格”です、
...もし、此の侭別れてしまうなんて事になったら...。 そんなの絶対に嫌だ。
...あ、だめだ
そう思った時には既に遅く、 私はフィンランドさんの上に馬乗りになり首を絞めていた。
芬
英
変な呼吸音を喉から漏らしながら私の名前を呼ぶフィンランドさんの姿に私は...、
“可愛い”
そんな感情を抱いてしまった。
芬
私の両腕を掴むその白く細い腕が愛おしくて堪らなかった。 ...もう私は止まれないのだろうか。
芬
其の言葉で我に帰る。
私は慌てて首から手を離すと、 彼の喉は急に送り込まれる酸素に驚いた様に噎せ返った。
其の長い睫毛を濡らす涙が、とても扇情的に見えた。 ...嗚呼、私はこんな時にまでこんなことを考えてしまうのか。
ですが...私は今まで...、
ずっと嫉妬していたんですよ
屹度、貴方は何も知らないのでしょう。 私は貴方の前で“紳士”を演じていますが本当は嫉妬深く、独占欲が強いんです。
ずっと我慢していました。 格好良く貴方の隣に立って居たいと、感情は抑えてきました。
...、
英
芬
英
英
芬
英
英
英
英
芬
...ずっと貴方を独占したいと願っていました。
英
それが漸く叶うのです。 ...邪魔はしないでください。
芬
英
英
赤黒い愛が甘い夜に溶けていったのは私達2人だけの内緒だ。
鈴木
鈴木
コメント
5件
最初からほんとに口角がなくなりました()ああああ…また新しい扉が開いてしまった(?)もうありがとうございます見事に美味しかったです👍👍👍 これでいいんですよ👍