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モンスターは怯むことはなかった。
月の忍び人
月の忍び人
月の忍び人
黒いマントを着た人たちが地面に何かをしてるようだ。
月の忍び人
沙那
ムーン
メアリプス
月姫ミク
ムーン
月姫ミク
月姫ミク
ミクが持っていた二つの小さな銃が仕舞われ、弓矢に変わった。
月姫ミク
一つの矢がモンスターの方に向かったかと思ったら、まるで回転するかのように矢が無数に増えた。まさしくその姿は魚の群れが大群を群れているかのようだった。
月姫ミク
また弓矢に変わり、細長い剣が二本現れた。
月姫ミク
月の忍び人
月姫ミク
ムーン
レオナ校長
ミクとムーンはギュートリガーっていうモンスターの後ろ頭に間近で近づき、二つの剣を交差させたまま両手をお互いに左右に動かして、そのままギュートリガーの頭だけ地面に落ちてきた。
周りには砂埃が起きてきた。
校長や先生たちの咄嗟の判断でモンスターの体の方はゆっくりと真下へ安全な位置で下ろされるのだった。
その姿は我々に立膝を立てて、謝るかのようだった。
もうすでに月姫ミクたちはその場にいなかった。
こうして無事、ギュートリガーとの闘いは終わった。
私たちはこんなことがあったせいか、異例の試験に受けた全生徒は合格と判断されたのだった。
