世美
桜!
桜
世美!
世美の母
桜ちゃんに謝りなさい!
桜
え?
世美
ゴメン、桜 実は・・・
世美が話した内容は次の様な物だった
世美は妖怪で幼い頃、力を制御しきれずに自分の存在を否定された怒りで力をぶちまけてしまったと
桜
えっ・・・ 世美が、、、妖、怪、、、?
世美
そう。 でもお父さんが人間だから半妖かな。
桜
半、妖?
世美の母
本当はその力を人前で使ったら私達の記憶を人間から消して引っ越さないといけないのそうしないと桜ちゃんみたいになりやすくなるから。でも今の今まで世美が隠していたから!
世美
仕方ないじゃん!
一緒に居たかったんだよ。
一緒に居たかったんだよ。
桜
そっか。 そっかぁ
世美
世美?
桜
いや、世美ちゃんといるとたまに不思議な感覚があったから、
納得いったよ~
納得いったよ~
世美
あはははは!
桜
どうしたの?
世美
いやぁ~やっぱり桜は強いなって
桜
何それ?どういうこと?
世美の母
ハァー全くもう
世美の母
二人とも今大変な状況なのよ?
世美
! ごめんなさい
桜
どういうことですか?
世美の母
すぐに桜ちゃんから記憶を消さなかったから、二人には"種跨ぎの契り"が結ばれているの。
桜
種跨ぎの契り?
世美の母
妖怪は一生に一度運命を共にする人を決めることがあるの。
契約の形は様々だけどね。
契約の形は様々だけどね。
世美
主従契約だったり夫婦の契りもあるわ。
私達の場合は親友ね。
私達の場合は親友ね。
世美の母
特定の行動をすると結ばれるわ 種跨ぎの契りは相手に本当の自分を見せること。
桜
えっじゃぁ、
世美
ずっと一緒にいるって事だね。私達。