かわいそーなぼく
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青黄
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学パロ
『黄ちゃん、おはようニコッ』
そう言って朝から話しかけてくれるのは 幼馴染の青ちゃん
密かに僕が思いを寄せている相手
でもこの恋は実りそうにないです
青ちゃんはホモが嫌い と言っていた
この恋が実ることはずっと無い
だから僕は青ちゃんに思いを寄せながら 死んでもいいと思ってる
大好きな人を追いかけながら死ぬなんて 本望でしょ?
僕がこれまでに青ちゃんを好きになった理由
それは幼稚園生くらいの時
『1人でさみしくなぁい?』
青ちゃんはそんな風に話しかけてくれた
その時の僕はまだ幼かったから
『ひ、1人でもたのしいもんっ…』
なんて強がっちゃった。
でも青ちゃんは
『僕、ひまだから一緒にあそぼ』
そう言って僕と遊んでくれた
そこから僕は彼を好きになったんだ
単純でしょ?笑
でも、僕にはヒーローに見えたから
だから彼が大好き
『僕、告られたんだよね。』
そう、青ちゃんに伝えられた
僕が女の子だったら やだって言えるのに
『ぁッ、よかったですね…ニコッ』
そんなこと思ってない
『結構可愛い子でさ、』
『付き合ってもいいと思ってる』
『っ…』
そうだよね、青ちゃんは可愛い子が好きだよね
僕も 女の子で、胸があって、ふわふわだったら
よかったのかなぁ…
『い、いいと思いますよニコッ』
『付き合ったら思いっきりお祝いしますねっニコッ』
僕、青ちゃんが幸せならいいはずなのに
喜べる気しないよっ…
『…止めてくんないの?』
『っへ?』
びっくりしすぎて間抜けな声を出してしまった
『だから、止めてくんないの?』
な、何を言ってるんでしょう、、 この人…
『と、止めて欲しいんですか…??』
食い気味で言ってみよう
止めてくんないのって
そんなこと言われたら
期待しちゃうじゃん
『好きな人に止められないなんて、』
『かわいそーなぼーく。』
コメント
7件
ブクマ失礼しますっ👼🤍 天才すぎですめちゃめちゃ好きですっᐡ ߹𖥦߹ ᐡ
すみません… どうしてもこの書き方にハマってしまったんですよ…
好きですー(˘•̥ω•̥˘)