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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

最近、近所で連続殺人事件が起きている。 被害者は全て同じ小学校の子供。 その犯行はとても残虐で、死体は見るに耐えないカタチになっているという。 事件現場に供えられた沢山の花。しかしその中にクローバーが大量に供えてある。 他の現場でも必ずクローバーが大量に供えられている。 どうやら、あるお婆さんが供えているらしい。歳は80といったところだろうか。 とても温厚そうなお婆さん。涙は見せず、優しい笑顔で花を供え、手を合せて帰っていく。 お孫さんなのだろうか。知り合いの子供さんなのだろうか。 私も花を供えにと思い現場へ向かうと、ちょうどそのお婆さんと会った。 お婆さんはいつものようにクローバーを供えている。 「何故クローバーを供えているんですか?」 「クローバーって、四葉とかあったりして幸せな花じゃない?向こうでも幸せにしてほしいって意味を込めてるのよ。」 そう答えるお婆さんは、とても優しい目をしていたが、時折切ない表情も垣間見えた。 「実はね、私の孫も亡くなってしまったのよ。別の事件なんだけど、学校の事故で。詳しい事はまだわかっていないらしいんだけどね。この殺人事件で亡くなった子達、孫ととても仲良くしてくれてたらしいのよ。だからこうして、全員にクローバーを供えているの。」 涙しながらそう話すと、お婆さんはその場を去っていった。 こんな優しいお婆さんもいるんだなという思いにふけりながら帰宅した。

意味が分かると怖い話

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