テラーノベル
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大我
この先きっと落ちる事の出来ない 下を見る。
大我
学校は同じか。
他人になんて興味のない俺が 目を引いたのは
まるで染めることを知らない 綺麗な黒髪 本を読む横顔
昔の俺に似てると思い 思わず。
大我
なんて、独り言を無視して、また足を 踏み出そうとフェンスを越えた。
出来やしない。そんな事 分かりきってる。
また、下を向くと。
大我
パチン
目が合った。相手はあの
本を読んでいた男の子だった
俺はまだ知らなかった 俺の人生が変わる3分前
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