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甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺はしのぶの可愛さのあまり鼻から血が垂れており、いつもより興奮気味に喋っている
遡ること数時間前
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
太陽が燦々(さんさん)と照らすなか、甘露寺としのぶは街中で偶然会った
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
身長は伸びないのに、としのぶは自嘲気味に笑う
(入らなくなった原因は胸が大きくなってしまったため)←ここ大事
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そう漏らしたしのぶに、甘露寺は何かを思いついたように顔を煌めかせる
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
甘露寺の好意に甘え、隊服を借りることにした
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
箪笥(タンス)をあさり、奥から引っ張り出した隊服をしのぶに渡す
胡蝶しのぶ
しかしそれは、袴ではなく
甘露寺蜜璃
甘露寺が今着ているような「スカート」だった
甘露寺蜜璃
甘露寺はあたふたと慌てしのぶに詫びる
しかししのぶは貸すと言ってくれた手前、「やっぱりいいです」と言いにくい
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
長い長い間。聞こえるか聞こえないか程の声量で小さくボソリと囁く
甘露寺蜜璃
しのぶは優しいから無理して着ようとしていることを、甘露寺は気付いている
胡蝶しのぶ
そう言ってしのぶは着替えようと浴衣を脱ごうとする
甘露寺の目の前で
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
早口にそう告げて部屋の外へと出ていった
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
襖から顔だけを出し甘露寺を呼ぶしのぶ
その様子にキュンとするも疑問に思う甘露寺
甘露寺蜜璃
甘露寺は咄嗟に心臓を手で抑える
それはまるで、滅多にない公式からの給付に悶絶するオタクのようにも見える
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
顔を真っ赤にしながら言うしのぶ
その様子は毒のようだと甘露寺は思った
甘露寺蜜璃
息が詰まる
甘露寺蜜璃
今日1番の大声が出た
そして冒頭に戻る
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
しのぶは呆れたようにため息をこぼす
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
かわいい、などと普段言われ慣れていないものだからしのぶは照れ隠しで顔を逸らす
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
しのぶはシュンとした顔をする
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは変な方向に解釈してしまったようだ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
しのぶは理解が出来ずはてなマークを浮かべる
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
しのぶは慌てて体を隠すように羽織で覆う
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
胡蝶しのぶ
甘露寺蜜璃
鬼
甘露寺は見事に鬼の首を斬った
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
鬼
鬼は、悔しそうな顔で甘露寺のことを睨む
鬼
鬼
甘露寺蜜璃
鬼
甘露寺蜜璃
甘露寺は昼間のことを思い出す
甘露寺蜜璃
鬼
鬼が最期に見たものは、乙女の如く頬を赤く染め
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
鼻血を垂らしていた甘露寺の顔だった
〜完〜