無我夢中で走って近くの公園来たけど...
...でもさ、
きっと向こうは本心だろうな ~
東京から急にこんな田舎に住まされて
せっかく上京ハッピーライフ送って訳だからね
今の自分にはそう言い聞かせるしか無かった
これからど ~ すっかな、
僕が見た先には
彼奴、虐めっ子が居た
気付いた瞬間さっと隠れるべきだったがもう遅い
相手はこっちに気付いて近寄ってきた
どうしたらいいか分からず黙ってしまう
違う、分からないんじゃない
怖いんだ
怖くて声が出ないんだ
もう、滅茶苦茶だ
違う、最初から滅茶苦茶だったんだよ
僕の人生、生まれた時から滅茶苦茶だったんだ
じゃあもうこの人生、ここで終わらせてもいっか( 笑
助けももちろん呼べない
もう声すらも出てこなくなった
じゃあ僕、ほんとに死ぬんだね
お母さんと同じとこに行くんだ
そっか ~ .... そっか、
まぁいっか...( 笑
痛みも少し無くなってきた頃
急に踏まれている感覚が途絶えた
頭がぼーっとしてて
音も聞こえなくて
前もぼやけている何が起きてるか分からなかった
でもその中で少し見えたのが
そう見えただけなのかもしれない
もしかしたら....
そんなこと考える間もなく意識が途切れた
目が覚めるとそこは
真っ白な部屋の天井...
てのは冗談で、病院のベットの中だった
それで...なんか足に重みがあると思って下見たら
いふさんが僕の足を枕にして寝ていた
でも...
もしかして心配してくれたのかな、
そんなことを考えながらぼーっと天井を見る
あ、起きた
ここに居るってことは彼は事情を知っているという事
正直いうと最悪だ
やっぱり助けに来たのはいふさん...、
もう不幸中の不幸だ
焦って目元に手を当てると
目頭に涙の水たまりが出来ていた
図星だと言うように俯くと
彼奴から名前を呼ばれた
ふと前を見たら
彼は手を広げて抱き着くのを待っている様子だった
抱き着くなんて馬鹿馬鹿しい
心の中ではそう思っていても
身体は助けを求めていたのか
自然と彼の胸に顔を押し付けていた
その時初めて声を上げて泣いた
なんか...いふさんって安心するなぁ、( 笑
僕はそのまま安心して寝てしまった
しばらくすると俺の膝元で寝息を立て始めた
きっと俺らの母親にも見捨てられて
こいつの父親にも見捨てられて
学校でも居場所はなくて
相当...辛かったんやろな、
ほとけのことは俺が絶対守るからな、
Next ➸♡2000
コメント
6件
青組泣く(
蹴られた!蹴ったやつ○ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ
兄弟関係で碧君が甘くて水くんがつんつんなのたまらなく好きです💕