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第四十三話 たった一人で戦い続ける者達22
シャークん
きりやん
Nakamu
きりやん
きりやんは手をかざすと そこに光の玉を発生させた
シャークん
Nakamu
シャークん
シャークん
Nakamu
そう言いながらNakamuは きりやんの手から光を奪い去ると
辺りは暗闇に包まれた
きりやん
きりやん
Nakamu
シャークん
三人はきんときが作ってくれた 光の道を歩いていく
ただのドラゴンの頭の中のはずなのに 道は複数に分かれていた
しかし光の道が示している先を 辿っていくだけなので
道に迷うことはなかった
シャークん
ぽつりと呟いたシャークんの言葉に Nakamuは歩を速めた
開けた空間に出て きりやんは光をかざして辺りを見回す
正面に何やら物陰が見えた
Nakamuがそちらへ走っていくと それは何かの足のようだった
Nakamu
Nakamuはそれに触れるが
ふわふわとした生地で できているように感じた
きりやんが近くに来て 光を高くかざした
それは確かにぬいぐるみだった
きりやん達と比較すると 三倍もの大きさのものだ
そのぬいぐるみの顔を見て シャークんは笑った
シャークん
シャークん
Nakamu
思わずNakamuも失笑しながら もふもふの足にもふっと抱き着いた
きりやんだけは 気まずそうに視線を背けた
きりやん
きりやん
Nakamu
きりやん
Nakamu
Nakamu
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamu
きりやん
Nakamu
きりやん
シャークん
スマイルのぬいぐるみを踏み台にして
ぴょんぴょんと飛び上がった シャークんは天井を殴った
一撃では壊せそうになく シャークんはそれを何度も繰り返す
Nakamuも上空に飛んでいき
手に槍を召喚すると 天井を突き刺した
きりやん
Nakamu
Nakamu
きりやん
きりやん
シャークん
きりやん
Nakamu
バサッと翼を広げたNakamuは 床を背にして天井に水平になった
Nakamu
いつもの水色の目が ギラっと黒に染まると
Nakamuは両手にため込んだ 悪意を天井へ放った
きりやん
シャークん
その様子を見ていた二人から 歓声が上がる
Nakamuが放った悪意砲は 天井を貫き大きな穴を作った
そこから光が差し込んで Nakamuは目を細めた
Broooock
Broooock
そこからBroooockが顔を覗かせたが
Nakamu側からは Broooockの目しか見えなかった
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamu
Nakamuは外へと飛び出していった
Broooockは穴をのぞき込んでいたが
そこからNakamuが飛び出してきて 驚いて離れた
NakamuはそんなBroooockを 追いかけて耳元に立った
Nakamu
Nakamu
Broooock
Broooock
Broooockから降りたNakamuは すぐに元のサイズに戻った
Nakamu
Nakamu
Nakamu
きんときから舞い散っていた花びらが 収まった
周囲に散らかる桜の花びらも いつの間にか消え去っていた
きんとき
Nakamu
Nakamu
Broooock
Broooockが人差し指を上に上げると 穴からシャークんときりやんが出てきた
シャークん
きりやん
出てきた二人を元の大きさに戻すと 二人は床にしりもちをついた
シャークん
きりやん
Broooock
シャークん
Nakamu
Nakamuはナイフを取り出して エンダードラゴンの頭を切り開き始めた
ゴリッ――ゴリッ――
エンダードラゴンの頭部は 破壊されていく
大きな頭蓋を開くと
まるでプレゼントボックスを 開いたかのように
そこには スマイルのぬいぐるみが置かれていた
Nakamuはそれを優しく取り出した
Nakamu
四人はそれに注目した
きんとき
きんとき
Nakamu
Broooock
きりやん
きりやん
特に一番下界で過ごしていた時間が 長かったきりやんは
もうスマイルを失って 一ヶ月は経っていた
シャークん
シャークんが首を傾げる
この状態からどのようにして 元のスマイルに戻せるのだろうか
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamuが笑顔を引きつらせた
しんと静寂が訪れる
その静寂に皆が不安に襲われた
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamu
Nakamuはぬいぐるみを きりやんに手渡した
それに小さく視線を落として きりやんは黙り込む
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
ぽんっ
肩に手を置かれて きりやんは顔を上げる
シャークんがきりやんを見つめていた
きりやん
シャークん
シャークん
きりやん
シャークん
シャークん
シャークん
がしがしと頭を掻いたシャークんは
きりやんが持っているぬいぐるみに 視線を落とした
シャークん
そう言ってシャークんは 周囲を振り返った
シャークん
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
Broooock
きりやん
その内シャークんはNakamuに呼ばれて きりやんから離れていった
Broooock
そう言いながらBroooockは
きりやんが持っていた ぬいぐるみの頬を人差し指で突いた
きりやんはそれに視線を落として ぐっと握りしめた
するとBroooockがぎょっとした
Broooock
きりやん
きりやん
Broooock
その時くすくすと笑い声が聞こえて きりやんは勢いよく振り返った
みんながいた時は現れなかった彼が そこにいた
きりやん
Broooock
笑いながら駆けていったそれを 追おうとして
きりやんは腕を掴まれた
Broooock
Broooockがきりやんの腕を掴んでいた
きりやん
きりやんはほっと胸をなでおろす
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん