ヤツサナ　過去の記憶にて

※注意！ これは、 ヤツサナと中学探偵社の２章五節です それでも良ければ、続きをどうぞ！

大地がそう言い、 ナイフの先を突き付けた。

その時、 鍵で開かなかった扉が 音を立てて 壊れた。

その言葉に、一瞬にして その場が凍りついた。

その瞬間、私は外に連れ出された。

その瞬間、大地と名乗る男は、 ある起動ボタンを取り出した。

その瞬間、アジト(住宅)は 轟音を立てて 爆発した。

私に分かるのは、それだけだ。

無理矢理車に乗せられ、 逃げられない状況だったし。

私は、私の周りの人達は、 何故、この様な事に 巻き込まれなくては ならないのだろう。

私は、私自身を恨んでいる。

今は、2010年。

彼女が彼女自身を責める事をやめる時 それは、11年後だった。

その時、その場所で、 彼女に何が有ったかは、 次作にて。