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始めの間へようこそ。
こんにちは!ナレーターです。
呱々さん、死んじゃいましたね(笑
まだHappyend目指して頑張ってますけど.. その根気はいつまで続くのか... 見届け物ですね!
ではいざ物語のセカイへ_。
秋原 呱々(あきはら ここ)
あれ...?僕死んだはずじゃ...。
違和感を感じ周りを見回してみる。 すると偶然ぶつかった目覚まし時計が、 ぱりーんと割れてしまった。
僕の眠気を覚まさせるには、 十分大きな音だった。
呱々(ここ)の母
流石に何かあるかと母さんもやってきた。 きちんと返答しないと怒られる、と思い、 適当な言い訳をして とりあえずその場をやり過ごす事にした。
秋原 呱々(あきはら ここ)
落ちちゃっただけ、ではないが、 ぶつかったのは本当だからいいだろう。
呱々(ここ)の母
どうやらご飯はとっくに出来てたようだ。 僕は慌てて階段へと向かった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
さっきの場合は階段から 転がり落ちてしまい、死んでしまった為、 今回はゆっくり降りている。
また、心配されるのも面倒臭いしね。
そう思い、踏み外さないように、 ゆっくりと慎重に降りた。
秋原 呱々(あきはら ここ)
呱々(ここ)の母
僕の元気な挨拶に木霊するように、 母さんの返答が返ってくる。
そこからふわっと漂うのは、 バターパンの匂い。
美味しかった記憶が ふつふつと戻ってくる。
呱々(ここ)の母
秋原 呱々(あきはら ここ)
ことっと音がすると、 そこには焼きたてほやほやのバターパン。
笑みで返して、 相手に不安を与えないようにする。
秋原 呱々(あきはら ここ)
ゆっくりと噛み砕いては 水で押し流してを繰り返す。
水とバターパンは意外と相性がよい。 パンに水が染み込んでいって、 さらに柔らかくなる。
美味しい物を食べるのはあっという間で。 パンは僕の胃の中に一瞬で消えていった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
少量だけだと僕のお腹は満足しなくて。 腹の虫が鳴ってしまった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
呱々(ここ)の母
僕が恥ずかしがっているのをよそ目に、 母さんは笑いながら追加を焼いてくれた。
その2枚目のバターパンも 溶けるように消えてゆき。 僕の腹の虫はやっと満足したようだった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
呱々(ここ)の母
満腹感に満たされながら時計をみる。 すると、もう8時10分だった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
僕はガタッと席を立ち、 そのままリビングに 置いてあったカバンを取って、 玄関に向かった。
呱々(ここ)の母
母さんが言葉を掛けてくれているのを お構い無しに走り去っていった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
学校は8時15分にもうホームルーム。 5分で間に合う訳がない。
それでも僕は諦められなくて。 バランスを崩しながら走った。
秋原 呱々(あきはら ここ)
朝から食べた後思いっきり走ったからか。 腹痛が凄い。
公園の時計を見ると、もう8時15分。 遅刻確定だ。
秋原 呱々(あきはら ここ)
嘆いても変わらない。 ここは"げんじつ"なんだから。
最後の希望に掛けて、腹痛を我慢しながら、 歩道を駆けていった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
あの後から走っては歩いてを繰り返したが 現在時刻は8時半。余裕で怒られる。
こうなったら言い訳を考えるしかない! と思い、思考のほとんどを丸投げした。
そのせいか。どん!とぶつかった。 担任だった。
そういえば担任は日直。 (1週間学校の整備をする先生。)
かち合ったが終わり。
担任
こんな時間に僕がくるとは 思ってなかったようで。 担任は大声で叫んだ。
秋原 呱々(あきはら ここ)
遅刻の理由を生正直に答える。 もう誤魔化しても、 召集は付かないと思ったからだ。
担任
秋原 呱々(あきはら ここ)
担任が甘くて良かった。 初めてこの嬉しさを実感した。
担任
秋原 呱々(あきはら ここ)
先生に威勢よく見送りされたため、 僕もそれに答えるように 全力ダッシュした。
...速くはなかったが。
秋原 呱々(あきはら ここ)
あの後全力ダッシュしたが、 勿論体力があるわけではなく。
3階の廊下で息があがってしまった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
こういう時だけ距離が長く感じるのは 何故なのだろうか。
少なくとも聞こえるのは僕の忙しく 駆ける音だけで。
その虚しさが、寂しさが 更に孤独感を増して。
次第に走る気力が消えていった。
僕が存在して何があるのだろう_?
その答えは出さない事にした。
ガララッ
秋原 呱々(あきはら ここ)
息があがりながらも挨拶をする。 正直、挨拶すらまともに出来ない。
もぶ
もぶちゃんはしっかりと 挨拶を返してくれる。 なんて優しいのだろうか。
なんでここまで僕に優しくできるのか。 性根が腐った僕には分からない。
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
一瞬彼女と目が合った。 心配しているような、そんな目だった。
僕には"優しさ"なんてものは分からない。 周りに溶け込むのがまず無理なのだから。
僕は周りに溶け込めないからこそ、 周りからの愛情と信頼を欲しがる。
ただ、それでも溶け込めなくて、 の繰り返しだった。
この高校でやっと居場所が出来たのだ。 もう、失いたくない。
それが偽りの居場所だって 分かっていても。
担任
そう担任の元気の良い声で、 授業が始まる。
もぶ
改めて聞いても随分適当な挨拶だ。 こんなのやる意味あるのだろうか?
それでもやんなきゃいけない。 人間は縛られてるんだから。
秋原 呱々(あきはら ここ)
もう、よく分かんない。 そんな気持ちはぽっけにしまって、 授業を聞いた。
...やってる事はよく分かんなかったけど。
秋原 呱々(あきはら ここ)
今やっと4限目が終わった所。 うん地獄。
今度こそは...!と彼女に目線を向けると、 そそくさと廊下に駆けていった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
今走らないと彼女の場所は分からない。 直感がそう言っている。
ストーカーみたいになりながら、 彼女を追いかけていった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
彼女も運動は得意ではないはずなのだが、 逃げる様にする時だけ異常に速い。
何回も何回も怖い思いを しているからだろうか。
これは何周かしたから分かる事。 1周目の僕なら速いなーぐらいだろう。
秋原 呱々(あきはら ここ)
考えてみるとこのセカイは何なのか。 僕はこのセカイに 本当に存在しているの_?
error発生、error発生。
秋原 呱々(あきはら ここ)
直ちにシコウを排除セヨ。
繰り返す_
秋原 呱々(あきはら ここ)
なんでまたって言ったんだろう。 記憶に無いのに。
また、またくりかえす。 なんなんだろ、ぼく。
また、また、また、また、 うまくかんがえられない。 わかんないよ、ぼく。
このセカイのしんりって、なんなんだろ。 たんきゅうすればするほど あたまがいたくなってくる。
ぼくがうずくまっているのに、 だぁれもはんのうしない。
まるでもともといなかったのように。
しかいがとぎれどぎれになってきた。 あっこれやばっ
セカイがあんてんした。
もー!2回目だよ?error発生怠いんだから...
えーいーじゃぁん... ボク、希望持たせたいよぉ!
だめだよ。このセカイは読者様に 委ねられてるんだから。 僕達はその決定に従うだけ。
ちぇっけちー! 別にボク達で決めよーよー!
え何言ってるの? 決定権は読者様にしかないって �が言ってたじゃん
えー!!なんでよぉっ! ボクだって�ろ�の化身だよっ!? ずるーいっ!
何でこんな幼くなっちゃったかなぁ...。 うーん...�の�身ミスったか? �すか...?
え...!?ごめんなさいっ...! だから�さ��でっ...!!!
よぉしいい子。 じゃ、頼んだよ。
分かった...。
𝕣𝕖𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)