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こんな俺を助けてくれた人

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こんな俺を助けてくれた人

5 - どうして?

♥

139

2023年03月04日

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優吾side

大我

樹遅いね

いつもなら早く帰ってきてゲームする樹がまだ帰って来ない

慎太郎

なんかあったとか?

大我

なんかって?

ジェシー

誘拐とか

優吾

縁起でもないこと言うなよ

大我

さすがに無いでしょ。もう高校生だよ?

慎太郎

確かにね!

笑ってなんだかんだ言ってるけど皆心配で仕方がない

そうこうしていると

ガチャ🚪

ただいまぁ

樹の声が聞こえて玄関に行くと 知らない人を背負った樹が居た

優吾

おかえり…ってどうしたの?

大我

誰?

話は後でするからとりあえずこいつ部屋に連れて行って。めっちゃ熱あるの

ジェシー

分かったヨイショ

ジェシー

あつっ!なにこれ!

慎太郎

どれどれ?チョン

慎太郎

熱すぎでしょ!ジェシー早く早く

優吾

俺の部屋に寝かせて

ジェシー

分かった!

何が何だか分からなかったが、とりあえず俺の部屋に連れて行くことにした

ベッドに降ろすと息遣いが荒くしんどそうにしてた

優吾

ジェシーと慎太郎お粥作って来て。大我は熱さまシートと体温計と薬持って来て

大我

分かった

慎太郎

了解!

ジェシー

はーい!

優吾

樹、この子の名前は?

えーと、松村って呼ばれてた

優吾

同級生?

うん。クラス一緒

優吾

クラス一緒なら名前くらい覚えろよw

ごめんごめんw

優吾

あいつらが来たら何があったか話して

分かった

大我

持ってきたよ!

優吾

ありがとう。松村くんちょっとおでこ触るよ、冷たいよ

優吾

...ペタッ(。-ω-)ノ□

北斗

んん

優吾

ごめんねぇ

優吾

脇挟むね

ピピピッ

大我

何度?

優吾

39.5

慎太郎

たっか!

ビクッびっくりした!いつの間に

ジェシー

HAHAHAw

優吾

うるさい

ジェシー

ごめん

慎太郎

www

大我

ねぇ大丈夫かな?

優吾

うん、今熱さまシート貼ったから熱は下がって来ると思うよ

優吾

今の間に俺らご飯食べちゃお、いつ起きるか分かんないし

大我

そうだね

俺らはご飯を食べながら樹の話を聞いた

ジェシー

何そいつらイラッ

慎太郎

なんなの意味分かんないイラッ

優吾

2人ともここでイライラしても仕方ないよ

慎太郎

うん、分かってるけどさ

ジェシー

酷いよ

優吾

そうだね

大我

起きたらさ、聞いてみよ

うん

優吾

俺、様子見てくる

北斗side

北斗

んん〜

目が覚めると知らない所にいた

北斗

ここどこ?

北斗

あいつらに殴られてる時に頭痛くなって、それから…

思い出そうとしたけど思い出せない もしかしたら誘拐されたのかな

そんな事を考えていると歩いてくる音が聞こえて来た 俺は怖くて布団に隠れた

ガチャ🚪

優吾

大丈夫?

北斗

(あいつらじゃない。誰の声?)

優吾

起きてるでしょ?出ておいで?

北斗

(え、殺されるのかな?)

ものすごい恐怖を感じて過呼吸になった

北斗

ヒュヒュヒュ

優吾

えっ!ちょっと大丈夫?布団剥すよ

優吾side

布団を剥がすと震えて過呼吸になってる松村くんが居た

北斗

ヒュヒュヒュ

優吾

大丈夫大丈夫。落ち着いて

優吾

俺の真似出来る?

優吾

スッーハー

北斗

スッーヒュ

優吾

スッーハー

北斗

スッーハ

優吾

上手上手

優吾

スッーハー

北斗

スッーハー

優吾

大丈夫?

北斗

(._.`)コク

優吾

良かった

優吾

俺は六原優吾。六原樹って知ってる?同じクラスみたいなんだけど

北斗

(._.`)コク

樹の兄だという事とここに来た経緯を話すと少し驚いた顔をした でも、声を出さないし怖いのか少し震えてる

優吾

怖いよね、ごめんね

北斗

((-ω-。)(。-ω-))フルフル

樹から虐められてる事を聞いてたからこんな質問してみた

優吾

松村くんは学校楽しい?

優吾

正直に言って大丈夫だよ。別に怒ったり責めたりしないから

北斗

グスッグスッ

すると突然泣き始めた

北斗side

優吾

正直に言って大丈夫だよ。別に怒ったり責めたりしないから

この言葉を聞いてなぜか涙が出て来た 初対面の人で、怖いはずなのに この人の声はなぜだか少し落ち着く

北斗

グスッグスッ

優吾

ごめんね、嫌な事聞いちゃったね

北斗

((-ω-。)(。-ω-))フルフル

優吾さんは「大丈夫」 そう言いながら泣き止むまで優しく背中を摩ってくれた

優吾

お粥食べよっか

北斗

(._.`)コク

優吾

はい

北斗

美味しい…(小声)

優吾

良かった!

優吾

食べたら薬飲んでね

北斗

(._.`)コク

俺はお粥を半分食べ、薬を飲んだ

優吾

ゆっくり休んでね

北斗

えっ

優吾

今日は泊まっていきな。まだ熱もあるし、親御さんには俺から連絡するから

北斗

で、でも、迷惑…

優吾

大丈夫。迷惑じゃないよ、ね?

北斗

すいません(* . .))ペコッ

優吾

うん!いいよ

優吾

おやすみ

北斗

おやすみなさい

そう言って優吾さんは部屋を出て行った

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