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伯玖サイド その日の夜
オブスキュアリ
伯玖(はく)
累)はくっち酔ってるねぇ… 例の店長ちゃんにマジ惚れ中?
伯玖(はく)
目の前の累さんはグラスを拭きながら「例の店長さんの写真とか無いの〜?」と聞いてきた
伯玖(はく)
累)え〜、ちょー可愛い?
伯玖(はく)
累)あ、あらぁ…完全に酔っ払ってるよ
伯玖(はく)
累)こりゃダメだ、特待生ちゃんでも呼んで引き摺って帰ってもらおうかな
伯玖(はく)
伯玖(はく)
累)ほ、本当に大丈夫…?
伯玖(はく)
ウダウダ……
累)うんうん、そうだね〜(顔真っ赤で完全に惚気けてる…)
伯玖(はく)
累)はくっちそろそろ ヤバイし寝たら〜?
伯玖(はく)
伯玖(はく)
累)は、はくっち〜? 脳が解けてるよ〜?
伯玖(はく)
突っ伏していた体を起こしググッと体を伸ばす
伯玖(はく)
累)相当お熱だね〜…俺ちゃんが惚れちゃうって思い込む程可愛いの?
伯玖(はく)
累)はくっちの脳が墓に入っちゃってる…
累)はいお水、ちょっと落ち着いたらタバコの1本でも吸ってみたら?
伯玖(はく)
約10年前…
そうだな…彼女のお母さんがまだまだ元気だった頃…
幼少の頃、たまたま見かけたのだ… 雫玖さんと雫玖さんの母親が自分のお店で常連客だろうか…お店の人と話している姿を
幼少伯玖)…可愛い…
キラキラと笑う姿…思わず「可愛い」という言葉がこぼれた
初めて声を掛けられたのはだいたい…15、6だろうか
雫玖(しずく)
複数の男性に囲まれて困惑している姿をたまたま見かけた
困っている姿も可愛いと思った
そのせいで…誰にも見られたくない……なんて言う独占欲が不意に溢れ出て…
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
男性の腕をギリギリと強く握り締めると複数の男性は怖くなったのか逃げ出した
雫玖(しずく)
一回り背が小さくペコッと頭を下げる
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
雫玖(しずく)
そう笑って袖を捲る
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
キラキラと明るい笑顔を向けてくる
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
雫玖(しずく)
雫玖(しずく)
少ししょぼんとしたような 笑顔を浮かべた
伯玖(はく)
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
雫玖(しずく)
伯玖(はく)
伯玖(はく)
気分が少し落ち着いてから「電話番号で良いかな」と伝えると彼女は笑って「も、もちろんです!」と言ってくれた
伯玖(はく)
電話番号を書いたメモ帳を渡すと彼女は笑って 「す、すみません… ありがとうございます」 と、お礼をした
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
雫玖(しずく)
そう言って家のある方を軽く向いた
伯玖(はく)
雫玖(しずく)
伯玖(はく)
彼女は笑ってペコッと頭を下げて駆け足で俺から距離を取り家に向かった
伯玖(はく)
互いの事を認識したのがこの時だった
??)〜〜…
伯玖(はく)
??)_っち〜、…きて〜
伯玖(はく)
累さん…の声だろうか…声を掛けられ俺はやっと夢から覚めた
伯玖(はく)
累)やーっと起きた、も〜あのまんま寝ちゃうんだから
伯玖(はく)
累)寝てた寝てた、ずーっと 「しずくさんしずくさん」 って連呼しててちょー怖かったんだから
伯玖(はく)
累)夢はどうだった?
伯玖(はく)
累)以下同文と…笑
伯玖(はく)
累)はいはーい、代金は3240でーす★
伯玖(はく)
財布を取りだしきっちり支払ってからオブスキュアリをあとにする
累)…(あのはくっちが夢中になる子かぁ…気になって会いに行ったら怒るかな?まぁ、今度の合同任務の時に 着いてっちゃお♪)