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ﾊﾞﾝｯ！！！
紅華
ごめんなさいごめんなさい！泣
父親
お前達は俺の遊び道具になるしか使い道が無いんだよw
紅陽
…
紅華
お兄ちゃん…助けて…泣
紅陽
…
僕達兄妹がまだ幼い頃…
父親の遊び道具として生きていた
先にお兄ちゃんが遊ばれて
動かなくなったら次は僕が遊び道具になっていた…
父親
ふぅスッキリした
父親
飛び散った血は自分達で片付けろ
紅華
は…い…
紅陽
…
紅華
お兄…ちゃん…？
紅陽
…
紅華
お布団に…運ばないと…
お兄ちゃんが気を失うのはいつものことだった
でも僕だけは気を失うギリギリでやめてもらう
じゃないと片付ける人が居ないから
紅陽
ん…
紅陽
？
紅華
お兄ちゃん…？
紅陽
今日の…遊びは…？
紅華
終わったよ（笑）
紅陽
そっか…
偉いね…お兄ちゃん…
お兄ちゃんは大きくなっても優しいお兄ちゃん
でも僕は…
父親と一緒になっちゃった…
殺したい
父親を…ずっと殺したいと思った
でも…
殺す前にあいつは私達を捨てた…
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作品ページ
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