鬼滅の刃パロぉ

人間ver.

今回は、蘭達も鬼殺隊よ

俺は、親にいつも殴られる 機嫌が悪いから殴る、 顔が気に入らないから蹴る 癪に障るから、、

そんな日々が続いた

そんなある日の事だ

遊び終わったよ！！

翌日

ｺﾂｺﾂ（足音）

ｶﾞﾁｬ

殴り終わったよ

ﾊﾞﾀﾝ

蝶屋敷

ﾊﾞﾀﾝ

胡蝶さ〜ん！

緊急で来てください

ﾊﾞﾀﾝ

ｶﾞﾗﾗ

蘭達と出会ってから俺は 笑うことが少しずつ増えてった

もう、殴られない 蹴られない、暴言を吐かられない とても幸せだ

明日が楽しみに思える人生は、 素晴らしいのだと、思った

皆がいて、よかった、 今度は、俺が皆を救うのだと、 思った

けど、そんな幸せな日は 一瞬で壊れる

嫌な予感が頭を埋め尽くす

きゃー！

誰か！助けてくれ！

鮮やかな街は赤い炎に包まれ 人から赤い血が流れ、 瓦礫の下敷きになってる親を 助けようとする子がいて、 逃げ惑う人がいて 泣きわめく人がいて

朝になったよ、、

俺は、この時、 行かなきゃよかったと後悔する事を 知らなかった

綺麗な目は、見れなくて 暖かい手は、冷たくて、 優しい笑顔は、眠った顔になって

その後、隠って人が来て 皆、運ばれた

俺が、寝てる頃に 皆、つらい中戦ってたんだな

皆の家だよ

『おかえり』の声がないのは、 蘭と竜胆がいないから、 『ご飯の匂い』の匂いがしないのは、 鶴蝶がいないから、 『一緒に風呂に入ろう』と声をかけられないのは、 ココがいないから 『静かな声』がしないのは、 マイキーがいないから

鶴蝶が作り置きした、 最後の手作りご飯

最後の手作りご飯は、 しょっぱい味がした でも、美味しくて、暖かい

おかずの取り合いの声がなくて 怒った声がなくて、 呆れた声がなくて、

いつもは、狭く感じた寝室も 今日は、広く感じる 賑やかな、声もなく 静かな、泣き声が響く

朝なんか来なければいいのに

翌朝

朝目覚めると期待してしまう もしかしたら、全部夢で、 皆、隣で寝てて、 鶴蝶とココは先に起きて、 蘭と竜胆とマイキーは、寝坊して

仏壇の前よ