華
おはようございます~っ、、
爽太
おはよ
初めて挨拶が返ってきた。
華
びくっ
爽太
お名前は~?
華
あ、ぇ、っと
爽太
あぁっ、ごめんね
爽太
俺の名前は鈴木爽太。よろしくね
かっこいい男の子。モテそうな子。
叶抄
おい。爽太こっちこい
爽太
いく~っ‼︎
爽太
ごめんね。またっ!
華
、、
また。何も話せなかった。
先生
じゃあ入ってこい
爽太
どうも~笑
叶抄
チッ
後ろから大きな歓声が聞こえてくる。
1人は明るめの人。もう1人はちょっぴり怖そうな人。
先生
空いている好きなせきに座ってくれ。
爽太
じゃあここで
華
(((わ、私の隣っ、!?
華
(((しかも2人ともっ!?
先生
本当にそこで良いのか?
爽太
それってどういう意味で?
先生
いやなんでもない。
先生
つぎは昼飯だ。各自食べるように。
爽太
ねね。朝あった子だよね?
華
へっ⁉︎ぁ、ぇ
華
た、多分そうですッ、!
爽太
多分、?
叶抄
そんな追い詰めんな
爽太
じゃあこれだけっ!
爽太
お名前は?
本当は教えたくなかった。
でも2人の声は聞き心地が良かった。
2人なら私を救ってくれると思った。
華
甘咲華、。
爽太
華ちゃんね!
叶抄
ごめんな。爽太が
華
ぅ、ううんっ
爽太
こいつは、浜下叶抄。
華
良い名前だね笑
叶抄
笑ありがとう
爽太
いちゃいちゃすんなぁ‼︎
叶抄
してないわ‼︎
怖そうだと思っていた人も意外と優しい。
この人たちだったら仲良くなれるかもしれない。
そう思った私がバカだった。