ぬいぬい
皆さん、どうもでございます!
ぬいぬい
今回は14話になります!
ぬいぬい
shadow sparrowのアジトを探しながら風鈴を変えていく3人
ぬいぬい
そんな3人のある行動がある幸運を呼び込むことに
ぬいぬい
そんなお話だよ!
ぬいぬい
ではでは続きを見ていこう!
1ヶ月後…
梅宮一
はぁ…なかなか見つからねぇな…
柊登馬
そんな簡単に見つからないとは思っていたけど
月本木葉
まさかここまで難航するなんて…
梅宮一
風鈴を変えながらってのがまたキツいな
柊登馬
これじゃ時間が足りねぇばっかだな
月本木葉
本当に助けるつもりが助けてもらっちゃってごめん
梅宮一
気にすんなよ!
梅宮一
俺たちがやりたくてやってることだからさ
バン!(扉が思い切り開かれる
藤宮風刃
お前ら!ちょっと着いてこい!
藤宮風刃
めっちゃいいとこ見つけたんだ!
月本木葉
いいとこって?
藤宮風刃
いいから!来たらわかるから!
空き地だと思って
柊登馬
ここって空き地ですよね?
梅宮一
まさかとは思うんですけど…
月本木葉
ここにアジトを作るとは言わないよね?
藤宮風刃
その通りだ!
3人:いや、無理だから
柊登馬
建築の知識ないのに…
梅宮一
イチから作るのはちょっとな…
月本木葉
さすがに無理があるよ…
藤宮風刃
別に3人に建物を作れなんて言わない
藤宮風刃
そこは俺が色んなところに掛け合ってやる!
藤宮風刃
旧アジトを建てた建設会社にまずは掛け合ってみる
藤宮風刃
ほとんどは伯父の時代から世話になってるところに片っ端から声をかけていけばいいのさ
藤宮風刃
というわけだから明日、建設会社に行くぞ
月本木葉
ごめんね、兄さんはいつも思い立ったら行動タイプなんだ
柊登馬
まぁ、いいとこ見つけてくれたし
梅宮一
最後まで付き合うよ
翌日 建設会社の応接室
梅宮一
ここで待ってたらいいんだよな?
藤宮風刃
あぁ、ここに通されたんだしいいんだろ
ガチャ…(扉が開く
社長
藤宮くん、お待たせしました
梅宮一
あ、あなたどこかで…?
社長
この前は助けてくれてありがとうございました
社長
足を痛めた私を家まで送ってくれて助かりました
梅宮一
あっ!この前の…
藤宮風刃
実はこの前たまたま街中で会ってな
藤宮風刃
足を痛めたって聞いて大丈夫か尋ねたら
藤宮風刃
3人の高校生に助けられたって聞いて
藤宮風刃
特徴を聞いて驚いた…
藤宮風刃
お前ら3人の特徴と一致してな
社長
いやはや…まさか藤宮くんの知り合いだとは思わなかったよ
梅宮一
このおじさんが木葉のお父さんの時からの付き合いがある人?
藤宮風刃
そう、建設会社の社長さんだ
社長
実は彼が来なくなったから気にしてたんだよ
社長
そろそろあそこも古くなってきてる頃だろうと思っていてね
社長
様子を見に行こうとしたら…足を痛めたって訳さ
藤宮風刃
本当に伯父たちの使ってた拠点は古すぎてボロボロなんですよ
藤宮風刃
話し合いするにも立ったままで結構負担が大きい
社長
よし、助けてもらった恩返しをしないとな
社長
できるだけ長く住めてちゃんとに景色に馴染む系がいいんだよね
藤宮風刃
あぁ、ライバルたちに見つかりたくはないからな
社長
今、メンバーは?
藤宮風刃
俺と木葉、それから梅宮くんと柊くんの4人です
梅宮一
(俺が口を開かなくてもすらすら答えてくれてる)
梅宮一
(こういうとき歳上は頼りになるな)
社長
あそこの広さなら…前みたいにこじんまりとした小屋みたいなものじゃなくても
社長
もっと大きな建物もいけるな
梅宮一
それってなんですか?
社長
そうだね、わかりやすく説明すると
"シェアハウスだよ"
数ヶ月後…
月本木葉
うわぁ…すごい!
柊登馬
結構立派なもんだな
藤宮風刃
これならこの景色にも馴染むしライバルたちにバレることもない
梅宮一
ここが新しい俺たちのチームの拠点か
月本木葉
それに僕…シェアハウス憧れてたんだ
柊登馬
そうなのか?
月本木葉
うん!
月本木葉
色んな人と共同生活をするの夢だったんだ
月本木葉
同じ時間に起きて、同じところで朝食食べて
月本木葉
僕、母さんを早くに亡くしてるから
月本木葉
誰かとご飯を食べたりするの憧れててさ
梅宮一
よし、これから木葉のやりたいことも叶えつつ
梅宮一
ここで活動していこうぜ!
藤宮風刃
それはいいけど……
藤宮風刃
誰かに聞かれたときどう誤魔化すか決めておきましょう
柊登馬
そうだな…裏の仕事のこと知られるのはマズイもんな
梅宮一
ならさ…普通にシェアハウスで良くないか?
梅宮一
風鈴からもそんな離れてないし
梅宮一
厳しい審査だけを合格できた人が住めるシェアハウスってことにすれば
梅宮一
あまり皆も疑わないだろう
藤宮風刃
確かに…筋は通ってますね
月本木葉
じゃあそういうことにしておく?
柊登馬
まぁ、それが一番違和感がない誤魔化しだな
次回 感じる違和感







