あいつらに 復讐するまで終われない！

5時間目の授業

キ──乁( ˙-˙ )厂──ン🌽ｺｫｰﾝ(｢🌽･ω･)｢🌽

ｶ───(´-ω-｀)───ﾝ🌽ｺｫｰﾝ(｢🌽･ω･)｢🌽

2年3組「はーい」

空き教室

ふぐりが頬の傷版をとる

それはとても禍々しいオーラを放っていた

※この黒い四角はふぐりの声です

私には1歳年上と年下の姉、妹がいたの

神の子 それは九尾家に1000年に1度生まれるとされている神の力を受け継いだ子供のことを言うの

私はその力を受け継いで生まれたけどその力の内容はよく分からない

だけど神の子だから両親は私のことを溺愛していた

そして小学生になって3ヶ月した頃

全てが狂った

ガシッ(誰かに捕まれる)

ドンッ！（ふぐりを突き飛ばす）

バシンっ！(ふぐりを叩く)

「この大馬鹿者が！」

ガンッ(ふぐりを蹴る)

その一言で私はもう何も喋れなくなった

私のせいじゃない

私のせいじゃないのに誰も話を聞いてくれない

そして私はこの瞬間から本当にゴミのような扱いを受けた

ガシャン！

この頃はまだ良かったけど、次第に暴力はエスカレートして行った

中学生までは義務教育だったから通わせて貰えたけどどっちもいじめにあった

勉強は1週間に一度来る姉さんの家庭教師の授業を盗み聞きして何とか追いついていた

毎日暴力を振るわれ

罪を擦り付けられて

理不尽で怒られて

でも誰も助けてはくれない

ご飯は1日に1回コッペパンが渡されるだけ

水は鶏小屋の水を飲んでいた

夜寝る時も鶏小屋のワラの中にくるまって寝ていた

夏は暑いし、冬は寒い

お風呂は家の敷地内にある手入れされてない池に漬かっていた

学校で友達だって言ってくれた子もいたけど

信用するだけ無駄

大体は哀れな私を傍において馬鹿にするだけ

もう誰も信用出来ない

そんなある日のこと

そこには鳥の死骸があったの

そして私は地下牢に連れていかれた

どかっ

すーーーーっ(カッターで切る)

これが毎日続いた

痛くて痛くて仕方がなかった

だから決めたの

ここから抜け出してやる

すっ(後ろに回り込む)

ヾ(⌒(_×ω×)_ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ

そこで見たのはとても綺麗な夜空だった

私はそれに見とれてしまった

こんなにも世界は綺麗だったのか

それから私は人間の街をさまよった

狐の耳は布をかぶって

しっぽはズボンの中にしまった

ご飯はゴミ箱を漁って食べれるものを食べていた

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

私はそこで過去のことを全部話した

呪印のことを含めて

話終わったあとの2人の顔は今でも覚えている

2人ともものすごく怖い顔をしていた

それから沢山泣いちゃって

泣き終わるまで神酒がそばにいてくれたな

背中さすってくれて

その時に初めて温もりを知った

そこからはトントン拍子で進んで行って

私の両親の了承を得て神酒と暮らす事になった

両親は最後まで反対してたけど警察の山崎さんも協力してくれたおかげで今はすごい幸せだ

晴明がふぐりの呪印に触ろうとする

バチッ

2年3組「うわあぁぁ！」

2年3組「おうよ！・うん！・はい！」

また明日！！