阿部亮平
「あーべちゃーんせーんせぇえーーい!」 『はいはいなんでしょうかお姫様?w』 「ここ教えて!」 『えーと…ここはですね…』
彼は先生、ではなく…執事兼ボディーガードの阿部亮平。 といってもそんな硬くもなく、とっても喋りやすい
でも少し過保護なところもあるからそれはちょっと…w まぁ、そこも含めて好きなんだけどね!
朝学校に行くといきなりクラスがざわついたのがわかった
私の机を見ると……あぁ、またか……と、冷静に判断する。 だけどやっぱり心が痛むものだ
お嬢様学校ということだけあって、みんなプライドが高くいじめが起こりやすい。今は私がターゲットなのだろう…最近ずっとこうだ。
多分亮平は見たら怒るんだろーなwなんて、また彼のことを考えてしまう。 でも今は学校。彼なんかくるはずがない。 1人で黙々と落書きを消す
すると私以外の手が雑巾を持って拭いてくれる。 「えっ?」と間抜けな声が出ると同時に顔を見ると隣の席の男の子だった
《〇〇さん…こういうのは誰かと共有しなきゃいつか自分が壊れちゃうよ?》 そういってくれる彼に不覚にもキュンとしてしまう。 こうゆう時は素直にお礼を…と思い口を開けかけるといきなりドアが バンッッッッ!!と開く
「りょうへ…?」いきなりすぎてクラスのみんながざわつくがそんなの御構い無しにこちらに近づいてくる。 「どうしたの?りょうへ?」するといきなり亮平は 手伝ってくれていた男の子の手を掴みそのまま一発殴り出した
「亮平!なにしてんの!!」必死に止めようとしても彼の手は止まらない。 クラスも悲鳴だらけでどれがなんの音かなんかなにも聞こえない
「りょうへっ!!」必死に彼の手を握るとハッ!といきなり止まる。 『〇、〇様……』 「どうしたの?!彼は手伝ってくれてたんだよ?!」 と若干キレながらいってしまう
『〇〇様…最近いじめあってるの隠してたんですよね…?』 「っ…」 なんで知ってるの?と聞きたいけど泣きそうな目で見つめてくる彼を見てなにも声が出ない。なんで泣きそうなの?なんで亮平がそんなに…辛そうなのよ…っ
『ごめんなさい…気づいてたけど犯人特定するためになにも言えなかった…』 「そんなことっ」 『犯人…こいつです』 するとさっきまで殴っていた男の子を持ち上げる 「りょう、へ?な、なにいってるの?wこの人は助けてくれた人だよ?!」 『いや、全部彼がやってます』 「そん、な…っ」 『すいません勝手に…っ、どうか怒らない、で…っ?』 いきなり泣き出しそうな彼を見て人出が少ない廊下に連れ出す
するといきなりバッ!と亮平に包まれる。 『俺…〇〇様が傷ついてるとこ…みてらんなくて…っ』 と泣きながらも必死に話してくれる彼をみて愛しさが増す。 「ありがと…りょうへっ…私は亮平がいるだけで十分幸せだよ…っ?」 『ほんと、に…?』 『俺…〇〇様のことが…好き…っ』
「っ…わ、私も!私も亮平のことずっとずっと!ずっと好きだっt」
チュッ
「んんん!!りょう、へ…っ」 一瞬だけかと思ったけど流石に苦しくなり方を叩く。 『うるさい…やっと気持ちが繋がったんだから…っ』 そう言ってまたキスをしてくる彼は相当私のことを愛してくれているのだろう。
苦しいけどその行動さえも愛おしく思える私はもっと重たい愛を持っているのかもしれない。
コメント
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最高😇
わー。ガチで言われたいし、キスされたい・・・
これは自担だった場合どうなるんだろうなあ() SixTONESも作って欲しいなあ(ボソッ)