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ぬしー
ぬしー
ぬしー
保健室のベッドに、いふは座ったまま動かなかった。
呼吸は落ち着いている。 けれど、目はどこか遠くを見ている。
ないこ(保健室の先生)
ない子は静かに尋ねる
いふ(生徒会長)
即答だったが、声に張りはない。
ないこ(保健室の先生)
いふは小さく笑おうとして、やめた。
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
しばらく、言葉が出てこない。 指先が、シーツを握りしめる。
いふ(生徒会長)
ないこは遮らない
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
声が低く、沈んでいく
いふ(生徒会長)
空気が、静かに止まった。
ないこは、すぐに答えなかった。 少し間を置いて、落ち着いた声で言う。
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふはゆっくり首を振った
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
ないこははっきり続ける
ないこ(保健室の先生)
いふの唇が、微かに震える
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
ないこは視線を合わせる
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふの目に、うっすらと涙が浮かぶ。
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
ないこはゆっくり言葉を置く。
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふは目をぎゅっととじた
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
ないこは変わらない調子で答える。
ないこ(保健室の先生)
ないこ(保健室の先生)
しばらくして、いふが小さく息を吐く。
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
いふ(生徒会長)
ないこ(保健室の先生)
迷いのない返事だった。
いふは、少しだけ肩の力を抜いた。
保健室は、 自分を消したくなる言葉が出てしまったとき、 “それは事実じゃない”と教えてくれる場所だった。
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