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学校の放課後

私は一人本を読んでいる

回りの人は皆

部活などだ

夜見菜

つまんない人達ね

そう呟く

ばーん!

夜見菜

,,,貴方部活では?

私の目の前に立っていたのは

クラスの人気者竜兎だった

竜兎

あ、ごめん
本読んでたから

夜見菜

何をしているの?

竜兎

忘れ物

夜見菜

ふーん

夜見菜

用がすんだなら
早く行ってちょうだい

竜兎

あ、うん

竜兎

あれ、それって!

夜見菜

それって、これ?

夜見菜

貴方知ってるの?

こんな、お調子者が本など

読むはずがない

竜兎

知ってるぞ!

夜見菜

えっ?

私は嬉しかった

私と同じ趣味の子がいてくれて

夜見菜

この、本凄いよね!

竜兎

だよな!特に主人公が
必殺技使えるようになったの!

夜見菜

それ幼馴染だよww

竜兎

wwww

この、時間が ずーっと続けばいいのに

そう思ってた

今日も彼がいると思い

先生に頼まれた 仕事を早く終わらした

夜見菜

(あ、)

夜見菜

りゅ!

夜見菜

,,,えっ?

そこに居たのは

彼と私の見知らぬ女

よく聞こえなかったけど

こんな会話をしていた

俺、好きだよ

そうなの?

私も

好き

夜見菜

あ、あ、

私は思わずドアから逃げた

全てが嫌になった私は

一人でいようと 決意した

がやがや

がやがや

竜兎

あれ、今日はそれ読んでるの?

夜見菜

,,,、

竜兎

ねぇ!

もぶ

おい!本女なんかと
絡んでなくて俺らと遊ぼうぜ!

竜兎

うん,,,

死ぬほど後悔した

あんなに優しく接してくれた 彼を

無視したから

夜見菜

(もう嫌だな)

あぁ、あれから 何日たったんだろう

辛いよ 自分でも何してるのか わからないよ

夜見菜

(本、買いにいこう)

そう思ってた私に

転機が起こる

目の前が真っ暗

身体中が痛い

何だろう

あぁ、そうだ

私は居眠り運転のトラックに

引かれた

起きて起きて!

起きてよ

誰よ

夜見菜

んん、あれ?

医者

あぁ起きたのね

医者

もう大丈夫よ

夜見菜

はい

そして、月日が立っても 私は本を読んでいる

竜兎

,,,おはよう

夜見菜

何できたの?

竜兎

あのさ、何で無視するの?

夜見菜

彼女さんがいるでしょ
帰りなさい

竜兎

はっ?

夜見菜

放課後教室で
告白してたじゃない!

竜兎

う、ふっ

竜兎

あははははは

夜見菜

何笑ってるの!

竜兎

俺、何部が知ってる?

夜見菜

運動系?

竜兎

違うよ演劇部

夜見菜

えっ?

竜兎

だから、教室で
練習してたの

夜見菜

そう,,,なの

安心したのかな?

竜兎

それに、俺が好きなのは

本を読んでる君のこと

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