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学校の放課後
私は一人本を読んでいる
回りの人は皆
部活などだ
夜見菜
そう呟く
ばーん!
夜見菜
私の目の前に立っていたのは
クラスの人気者竜兎だった
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
夜見菜
竜兎
竜兎
夜見菜
夜見菜
こんな、お調子者が本など
読むはずがない
竜兎
夜見菜
私は嬉しかった
私と同じ趣味の子がいてくれて
夜見菜
竜兎
夜見菜
竜兎
この、時間が ずーっと続けばいいのに
そう思ってた
今日も彼がいると思い
先生に頼まれた 仕事を早く終わらした
夜見菜
夜見菜
夜見菜
そこに居たのは
彼と私の見知らぬ女
よく聞こえなかったけど
こんな会話をしていた
俺、好きだよ
そうなの?
私も
好き
夜見菜
私は思わずドアから逃げた
全てが嫌になった私は
一人でいようと 決意した
がやがや
がやがや
竜兎
夜見菜
竜兎
もぶ
竜兎
死ぬほど後悔した
あんなに優しく接してくれた 彼を
無視したから
夜見菜
あぁ、あれから 何日たったんだろう
辛いよ 自分でも何してるのか わからないよ
夜見菜
そう思ってた私に
転機が起こる
目の前が真っ暗
身体中が痛い
何だろう
あぁ、そうだ
私は居眠り運転のトラックに
引かれた
起きて起きて!
起きてよ
誰よ
夜見菜
医者
医者
夜見菜
そして、月日が立っても 私は本を読んでいる
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
竜兎
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
竜兎
夜見菜
安心したのかな?
竜兎
本を読んでる君のこと