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久遠

第1話 - 第1話

2024年08月03日

#リヴァエレ

#花嫁

#感動

#失恋

#泣ける

樹木

主

はじめまして樹木です！

主

初めて投稿します。下手くそですが、楽しんで頂ければ幸いです。

主

第一回目は、リヴァエレを書きたいと思います。

主

エレン達が生まれ変わった話にしようかなと思ってます、

主

よろしくお願いします

主

あ、でも本作のネタバレあるので、嫌な人は閲覧注意です

それでは、いってらっしゃい！

アルミン

今から、千百七十年程前

アルミン

最後の始祖の継承者、エレンイェーガーが始めた地鳴らしによって、世界は大きな損害を受けた。

アルミン

人々に多くの犠牲と痛みを与え、エレンイェーガーはこの世を絶った。

アルミン

それから世界は発展し、

アルミン

時は令和へと辿り着く

アルミン

あの時兵士だった者も、地鳴らしによって命を落とした者も、皆んながその全てを忘れ、幸せに生きていた。

アルミン

勿論エレンイェーガーも生まれ変わて新たな人生の道に佇んでいたが、

アルミン

ただ一つ、周りと違うのは、前世の記憶を持ち、

アルミン

前世と同じ運命にいたという事だった。

義母

お父様！本当なんですか！？

義父

父上！アレは悪魔から生まれた子ですよ！？
何故我々の養子なんかにさせたんですか！

義母

本当ですよ！我々アッカーマン家の顔に泥を塗られたりでもしたら、、、

義父

それに！ミカサにも悪影響です！

当主（祖父）

確かにアレは悪魔の子供だ。しかしながら、我々アッカーマン一族の恥の馬鹿娘が産んだ、唯一の穢れでもある。

当主（祖父）

そんな者をやすやすと外の世界に生かしておいた方が更に危うい。

当主（祖父）

アレを世間から隠し、アッカーマン一族の恥をそもそも存在しなかったように細工しておかなければならないのだ。

当主（祖父）

まぁ、ヤツは基本的には地下牢に閉じこめて置いて、必要になったら利用すればいい。

当主（祖父）

人間と同じ様に扱うなよ

当主（祖父）

話は以上だ。

義母

お父様！！

また、、これだ、、

エレン

俺の名はエレンイェーガー。

エレン

前世の記憶と力を持つ、穢れた存在だ。

エレン

父親は俺が生まれてアッカーマン一族に暗殺され、母親は病死した。

エレン

俺は昔から怪我がすぐ治ったり、変な蒸気が出たりして、恐れられてきた。

エレン

本当なら当主候補なんだが、この人間離れした体質のせいで、一族から母親と共に追いやられてきた。

エレン

しかし、最近になって母親の体調が崩れ、死亡してしまったため、

エレン

俺の様な一族の恥を放置しとくと一族の名誉に関わるため、今頃このようにして引き取られている

エレン

ちょっと話が長くなっちまったな

エレン

まぁ、とりあえず、いま俺は悪魔の子供として、地下牢に閉じこめられている。

でも、こうなるのも前世の行いのせいか、、

エレン

でも、一生こんな不自由な生活はヤダな、、

エレン

何とかして脱走しなくては

エレン

その後はこの力を隠しつつ、バイトとかで稼げば、まぁ、それなりに生きていけるだろう。

しかし、ここの地下牢、地下牢っつうか、ただの部屋だな、窓無しの

エレン

うむ、この硬そうな扉は素手じゃ開かなそうだし、

エレン

かと言って他から出口もないし、

エレン

使えそうな武器もない

エレン

、、あ、、、！

エレン

ただ一つ、俺にご飯を与える時は、この扉を開けて来るはず、、、

エレン

その時を狙えば、、！

ガチャガチャ、キィ、、

エレン

（来た、、！）

エレン

（護身術習ってたから、肉体戦には自信あるんだ）

エレン

（殴って気絶させてでも出るしかない！）

エレン

（さぁ、来い！）

ミカサ

、、貴方なの、、？

エレン

（！？）

ミカサ

あ、悪魔の子供っていうのは、、、

エレン

（ミカサ！？、、そっか、そういえばコイツが次期当主だったな、、）

ミカサ

、、？ねぇ

ミカサ

聞いてるんだけど。

エレン

あ、

エレン

、、、そうだよ、お前らが恐れ憎む、悪魔の子供だよ

エレン

なんか悪いか？

ミカサ

、、、あ、あの、、

エレン

、、、？

ミカサ

わ、私、次期当主だから、この館のことは大体分かるの。

エレン

、、？だから？

ミカサ

、、、もし、良かったら、なんだけど、、、

ミカサ

一緒に、ここから脱走しない？

エレン

！？

エレン

は、はぁ！？

エレン

ありがたいけど、お前はそれでいいのかよ？

ミカサ

、、それで、って？

エレン

お前、仮にも次期当主なんだろ？

エレン

そんな奴が脱走でもしたら、今度この一族の狙いはお前になるぞ？

ミカサ

、、！

ミカサ

あなた、優しいのね。

ミカサ

こんな時でも、他人の心配なんて、、

エレン

、、、、

ミカサ

私、ずっとこの一族が嫌いだった、、。

エレン

、、え、、？

ミカサ

いつも冷たくて、一族、一族、って。

ミカサ

家族の事より、一族の名声、信頼、

ミカサ

一族の為？そんなちっぽけなことの為に、私は今まで散々苦しい思いをしてきたの？

ミカサ

こんな、心が凍てつく様な家族、生まれてきたくなかった。

エレン

、、、、

ミカサ

、、、だから、私はいいの、、。

ミカサ

ありがとう、エレン。

エレン

、、ミカサ、、、。

エレン

、、案内は、頼む。

ミカサ

！

エレン

俺が、何としてでもお前を守って、

エレン

この鳥籠から連れ出してやる。

ミカサ

、、、！

ミカサ

ありがとう、、、、、ありがとう、、、

こうして俺たちは、脱走することを決意する、

ミカサ

ここは警備が薄いから、一族のこの羽織りを着ていれば、大丈夫

エレン

分かった

ミカサ

この先を抜けると、警備が一層厳しくなるから、目立たない様に

ミカサ

そろそろよ、エレン

エレン

本当か？！

ミカサ

エレン！ついに出口よ！

エレン

、、、！本当だ、、、！

ミカサ

やった、、！

エレン

ミカサ、ここまで案内してくれてありがとうな、

ミカサ

ううん。エレンも、私に光をくれて、ありがとう。

このまま光に向かって走れば終わり、そう思っていた、、、のに、、

当主（祖父）

、、、二人とも、随分と仲良くなったようだな、

エレン、ミカサ

！！

ミカサ

お祖父様、、、！？

エレン

、、くそっ

義母

ミカサ。

義父

お前は優秀な子だと思っていたのに、、

ミカサ

！！お母様、お父様まで、、、

ミカサの声は、震えていた。

当主（祖父）

ミカサにはそれ相応の罰を与えなければな、、

ミカサ

！！

ミカサの顔が、サァッと青ざめた。

このままではいけないと、勝手に体が動く。

気づけば俺は、ミカサの前で、庇うようにして仁王立ちしていた。

義母達の忌々しい視線が俺に集まる。

エレン

俺が、やらせたんだ。

義母

はぁ？

義父

どういう事だ？

エレン

、、、俺が、脅して、案内させたんだ

ミカサ

！？

エレン

だから、俺が代わりに罰を受ける。

ミカサ

な、、何を、、

当主（祖父）

ハハっ。最近の子供のデマカシは、嘘が下手だなぁ

義母

いい加減な事を抜かさないで。、、全く、お前は本当に、クソ姉貴に似てるわ、、。

エレン

、、、黙れ、殺すぞ

義母

ひっ、、！

俺が殺意を込めて睨むと、義母は喉の奥で、悲鳴をあげた。

ミカサ

エレン！あなた！

エレン

てめぇも、うるせぇよ。黙れ

ミカサ

、、、！

エレン

こんなクソみてぇな一族、いねぇ方がマシかと思って勝手に連れ出しただけだよ、ホントに。

義母

あなた、、！先程からの態度は目に余りますよ！？

義父

全くだ、貴様の様なクズが一族にいるというだけで、吐き気がするというのに、、！

当主（祖父）

まぁ、2人とも、落ち着け。

当主（祖父）

今回のことは、奴の茶番に乗って、ミカサは見逃してあげるとしよう。

ミカサ

そんな、、！お祖父様、、！！

当主（祖父）

まぁ、丁度コイツを使いたいと思っていたしな、、、

義母

、、？

ミカサ

、、！

義父

、、？

エレン

、、、、

主

いかがでしたか？

主

まだリヴァイ兵長は出てきてませんが、

主

次は必ず出します！

主

よろしくお願いします！

アルミン

次回予告

アルミン

脱走の罪により、エレンは当主からとんでもない罰を与えられることとなる、、、

久遠

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