美月
い、いないの?
紫
いるよ、ちゃんと
美月
こっ、怖い話?
紫
あー、人によってはそうかも
美月
ふぇ...
紫
僕幽霊見えるんだ
紫
霊感?があるみたい
紫
いらないんだけどね
美月
へ!?そうなんだ...
美月
わ、私にはついてる?ていうか、この部屋にいる!?
紫
そんな怖がんなくても
紫
なんか、守護霊?っていうのかな
紫
そーいう感じのだけ
美月
守護霊さん...なら大丈夫か
紫
はっはー、まあそういうこと
紫
学校だと結構いるんだよね
紫
だから、あんまり外見たくなくて
美月
なるほど...
紫
あと普通に人と目合わせたくなくて
紫
なんか怖くてさー
美月
...私も怖かった?
紫
え、全然
紫
目合わせるのはなんまだ無理だけど
美月
そっか
紫
え、落ち込んでんの?ウケるー
美月
お、落ち込んでないもん
紫
強がりだねぇ
紫
なーんで人嫌いになったんだろうねぇ
美月
心当たりとかは...?
紫
ないねぇ
紫
まあ別にいっか
紫
友達なんて1人いれば十分だよ
紫
めんどくさいし
美月
そうかな
美月
たくさんいたら、たくさん楽しいじゃん
紫
.....そうかもね
紫
今は、話し相手は一ノ瀬サンだけでいいかなぁ
紫
なんか、おちつく
美月
やったー、落ち着く代表だ!
紫
おー、おめでとう
紫
んじゃ、なにやる?
美月
んー...あ!これ
紫
おー、できんの?
美月
前友達とやった!
紫
んじゃ、やるかー
朱
...ぼっち回避成功か
朱
なーんかつまんね
紫
あ、やっぱいた
朱
なんで出てきてんだよ
紫
トイレ
朱
ほー
朱
(...こいつらは、くっつくのかな)
紫
何つったってんの
紫
邪魔でーす
朱
はいはい