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コメント
0件
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いむしょーです 地雷さんは回れ右 BL要素少しあります 似たようなものがあってもパクリでは無いのでお願いします エセ関西弁です 通報❌ ではどうぞ
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僕は生まれつき目が見えない
親の顔も親戚の顔も、ましてや友達の顔も見たことない
ｺﾝｺﾝ
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この人は初兎ちゃん
僕の大切な人
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僕はしょうちゃんの顔も見たことがない
分かることは、僕よりも少し高い背、ふわりと匂う香水の香り、細いけど安心感のある体ということだけ
見えなくとも僕はそんな優しいしょうちゃんのことが大好きなのだ
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朝からバタバタする彼を見て僕はほっこりしていた
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僕の彼女は生まれつき目が見えない
だから親の顔も、僕の顔も見たことがない
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目が見えなくとも彼は着々と準備を進める
少し焦っているのか分からないが走ってものを探している
そんな日常が僕は好きだ 目が見えない彼女でも可愛いことに変わりは無い
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今日もまた彼女と出かける
平和な日常が続くと思っていた
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そう言って僕たちは進み始めた
楽しい時間が始まっていた
帰り道
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そう言って彼は僕の頭を撫でる
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そう言った時だった
彼は僕と繋いでいた手を離し前へと進んだ
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素っ気ない返事をした時だった
彼のいつもしていた香りはガソリンの匂いにかき消された
僕はいつの間にか地面に座り込んでいた
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