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壁外調査開始

エルヴィン

付近の巨人は
あらかた遠ざけた!!

ショール

、っ

エレン

いよいよだな

ショール

うん、!

ショール

長い間訓練を積んだんだ

ショール

きっとうまくいくよね?

エレン

あぁ、絶対うまくいく

兵士

左前方10メートル接近!!

兵士

くそっ!とりこぼした!

兵士

隊列を死守しろ!!

バゴォンッ‼︎

兵士

ひっ、、、

怯むな!!!!

ショール

、っ

エレン

ショールしっかりしろ

エレン

そんなんじゃ練習の成果出せねえぞ

ショール

そうだね

ショール

何回もごめん、!

ショール

エレンがいるなら安心だよ

ショール

ありがとう、!

エレン

、、、あぁ

エレン

兵長!!

エレン

リヴァイ兵長!!

リヴァイ

、、、なんだ

エレン

なんだって、、、この森ですよ!?

エレン

中列だけこんなに
森の中に入ってたら
巨人の接近に気づけません!!

エレン

右から何か来てるみたいだし、、、

ショール

(この様子だと陣形はすでに
崩れてる、、、)

ショール

(エレンの言う通り、
これは危険な行動だ)

ショール

(エルヴィン団長は)

ショール

(どうするつもりなの?)

エレン

どうやって巨人を回避したり荷馬車を守ったりするんですか!?

リヴァイ

分かりきったことをピーピー
喚くな

リヴァイ

もうそんなことできるわけ
ねえだろ、、、

ショール

、!

エレン

え、!?

エレン

な!?
なぜ、そんな、、、

リヴァイ

周りをよく見ろ

リヴァイ

この無駄にクソでかい木を

リヴァイ

立体機動装置の機能を活かすには
絶好の環境だ

リヴァイ

そして考えろ

リヴァイ

お前のその大したことない頭でな

リヴァイ

死にたくなけりゃ
必死に頭回せ

ショール

(そうか、、、、)

ショール

(私とエレンは新兵だから何も
飲み込めていないだけで、班員は
何をするのかわかってるんだ、!)

ショール

(私たちとは経験が違ーーー

オルオ

なんだこれ、、、、

オルオ

ふざけんなよ、、、、

ショール

、え

ペトラ

、、、っ、

エルド

、、、、、

ショール

(まさか、、、)

エレン

(まさか誰も、、、)

この状況を理解できていない の、、、、、?

ショール

(もしかしたら兵長でさえも、、、)

ドォォォォンッ

ショール

、、、、!

ペトラ

、!?

ペトラ

な、なんの音、、!?

エルド

右から来ていたという
何かのせいか?

ショール

、!

エレン

、、、、!

ショール

(何か嫌な予感がする)

ショール

(きっと右側から来てる
『何か』の仕業だ、、、)

ショール

(右側から一体どんな化け物が
来ているんだ?)

ショール

(きっとただものじゃない)

ショール

(そして煙弾の状況をみる限り)

ショール

(ヤツの移動は早い)

ショール

(つまり、、、)

リヴァイ

剣を抜け

ショール

(そいつがこっちに来るのは)

リヴァイ

それが姿を現すとしたら

一瞬だ

壁の中のヒーローと人類最強(恋愛要素あり)

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