朝
全く眠れなかったな
お腹の中がグルグルして気持ち悪い
それでも栄養剤を適当に押し込めて動き出す
ut
う…ゲホゲホッ…
足は相変わらず痛い
もう何もかもボロボロだけど…
動かないと…
悲鳴を上げる身体を強制的に動かす
ut
う“…
足がズキンと痛む
その痛みを無視し、机の上の書類に目をやる
机の上を陣取っている書類
量は明らかに僕のキャパを超えている
嗚呼、痛い
書類がひと段落ついたので書類を渡しに行く
syo
おら!あたんねぇよ!
kn
何でや!?
syo
そんなクソエイムに当たるかよ!
kn
くっそ!!
シッマとシャオちゃんが内ゲバしてる
怖いし近づかないでおこう
kn
おっ!!大先生!
ut
ヒェッ
syo
ビビっとんの?雑魚乙!!
ut
あははは…
syo
おらよ!
バンッ!
ut
え…?
鉛玉が僕の腕を貫く
痛い、熱い…
syo
こんなんも避けられへんとかw
kn
訓練足りてへんとちゃうか?おおん?
syo
ヨシ!特訓や!!
ut
え…?
ut
いや…あの
kn
おら!行くぞ!!
腕がドクドクと痛む
それなのに、2人は気づいて無いみたい
その後、約2時間
死にそうになりながら特訓して
自室に戻った頃には満身創痍で
ut
うわ、スーツに血ついちゃったなぁ
腕にもう痛みは無かった
と言うより、神経が何も感じなくなった
と言う方が適切な気がする
ut
はぁぁぁ
ut
結局とんちに書類渡せなかったなぁ
自分の血でぐちゃぐちゃになった書類を見て呟いた