深夜2時半ごろ
私は、いつものように起きていて、
TELLERをしていました。
私の部屋のすぐ近くに、母と弟が寝ている部屋があります。
その部屋が開き、誰かが出ていきました。
私
(お母さん、トイレかな?)
私
(でも、2時くらいにも、トイレ行ってたよなぁ……)
その後、その人はトイレに行き、
しばらくすると、出てきました。
私
(やっぱり、普通にトイレに行ったなぁ……)
私
(足音的にも、お母さんだな。)
そう思っていたら...
お母さん?
ごにゃごにゃ
私
(………何か言ってるんだけど……)
私
(ドア閉めてるから、よく聞こえないな………)
私
(てか!)
私
(お母さんが一人で話ながら歩くとか、こわっ)
私
(どした?何かに取り付かれた?)
私
(それとも、こんな時間に電話?)
私
私
(……どっちにしても、不気味だな…………)
お母さん?
ごにゃごにゃごにゃ
パタン……
寝室のドアを閉める音がした。
と、思ったら、
また出てきた。
私
もう、何なのっ!
そう言いながら、自分の部屋のドアを開けると、
お母さんがいました。
私
ちょっと、さっきから何ぶつぶつ言ってるの?
そう聞くと、お母さんは私の方を見ました。
その顔は─────
───かなり、眠そうな顔。
寝室のドアからは、弟がのぞいている。
私
なるほど、◯◯(弟の名前)と話してたのね。
どうやら、弟がおねしょをしたらしく、
一度寝室に戻って着替えたあと、
もう一度出てきて、汚れた洋服を軽く洗おうとしていたらしい。
私
あ~、びっくりした。
お母さん
???
弟
???