🐻
久しぶりに恋人のジョングガと デートをすることになった
服もいつもよりちゃんとしたのを選んで いつもより張り切っていた
髪の毛をも自分で整えてみようと この間買ったヘアーアイロンで 髪を整えていた
いい感じだと思いちょっと嬉しくなった時 左の首にじゅっと熱が伝わった
そして今に至る
最悪だ…赤くなってキスマーク みたいになってんじゃん
🐻
首が見えないように せっかく選んでいた服もまたやり直し
タートルネックセーターでも着ていこう
まだヒリヒリする。 ほんの一瞬当たっただけでもこんなに 痛いんだな
あ、てか今何時だ…?
🐻
冷やす暇もないじゃんか
🐻
今日はただのデートだし? そんなホテル行く予定なんて…ないしね
いや…でもあったら?
嫉妬深いうさぎは怒ると狼になってしまう
この間なんか飲み会が長引いて抜ける間もなくてそれで帰ってきたのが夜中すぎていて…激しかったんだよな…あの時
腰なんかまともに動かなかった
てか、今日はゴムなんか買ってないと いいんだけど
まじてもう今日はダメだ
絶対にダメだ
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
デートをするとき、いつもグガが 計画を立ててくれている
たまにも僕が考えないとな
こんな時期だからあまり人もいなくて 歩きやすい路だった
グガとは専門学校での出会いで グガから告白をしてくれた
最初は喧嘩ばっかりで毎日 泣いてばかりだった
それでも2人で向き合ってここまで 来たんだなって…また思った
🐰
🐻
🐻
🐰
🐰
🐻
僕がヒョンなのにグガヒョンみたいで いつも迷惑かけてないかと心配だった
ちょうど1年経った頃 夢の中でグガと別れてしまうという 悪夢を見た
それが怖くてぼくはグガを避けちゃって グガからすごく怒られて グガから結局別れようなんて言われて
🐰
🐻
🐰
🐰
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
それを聞いて頭の中は真っ白になった それって…別れるって事だよね
そんな感じだったけな…
グガが家から飛び出してその後 僕も直ぐに追いかけた
でも追いつくわけでもなかった
大雨の中だったし
それに運悪く風邪をひいてたんだっけな
雨に濡れながらとぼとぼと帰っていく 体がだるくて…そのままソファへと 倒れてしまった
夜中に目を覚ました時もう愛おしい人は いないという事を思い出して真夜中に1人で泣き続けたんだよな…
熱なんか下がってくれないし 目の前にはグガがそのまま忘れていった鞄
連絡して話がしたいと言おうと思った でも…携帯はカバンの中かもしれない
でも今すぐ声が聞きたくて… 電話を掛けた
カバンから音がなかった 持っていったんだと確信した
🐰
🐻
喉が酷く痛くて声を出すのが必死だった
🐰
🐰
🐰
🐻
ブランケットを肩から羽織って 寒さに耐えて
🐰
🐻
それからぼくは気を失って…たんだっけな
目を覚ましたらベットの上にいて 冷却シートがデコにはられていた
この時のぼくは どうやってベットに行ったのかなと 不思議でしかたなかった
リビングへ行くとなんだかいい匂いがして 匂いのする方へと行ったら 愛おしい人がお粥を作っていた
🐰
🐻
火を止めたと思ったら そのまま抱きついてきてくれて
🐰
🐻
鼻をすする音が左耳から聞こえる グガが泣くなんて珍しい
それからお粥を一緒に食べて 一方的に別れてごめんと言われた
🐻
🐰
🐻
それが怖くなってね…
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
食べ終わってから立ち上がると そのまま腕を引かれて 寝室へと連れていかれた
その日に僕達は初めて身体を重ねた
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
ありますよ
🐻
🐻
🐰
2人で久しぶりに恋愛ものをみる あ、そう言えばこんな話もあったな
2年前のクリスマスで
クリスマスの日の夜
二人で過ごすって約束して 僕は早めにバイトにあがって 買い物に行った
グガが大好きな料理、 それとクリスマスケーキ
後はこの間買った香水
とても高くて手を出すのがあれだった けれどグガの喜ぶ顔を 見たくて買ってしまった
あまり作らない手料理に苦戦して 夜の7時になっていた
グガが来る予定の時間帯だった
🐻
少しづつ時間が過ぎていって 結局9時になっていた
連絡を何回もしても出てくれなくて
事故にあったんじゃないかって すごく心配になって直ぐに家を出た
またまたぼくは運悪くアフターを何も着てなくて、薄いロングTシャツを着たまま 家を出ていった
学校はもう暗くて 駅にもグガらしき人はいなかった
探すのも疲れてきて 大通りを歩いている時クリスマスツリーに なぜか見とれてしまっていた
今日はもう過ごせそうにないのかな
携帯の画面はもうすぐで10時半に なる所だった
寒さにも耐えきれずに 近くのカフェへと入っていった
ボーッと空を眺めていると きれいな真っ白な雪が降ってきた
雪に見とれていると反対側のお店から グガが出てきた
まさか僕との約束忘れてたのかなと思って ちょっと怒り気味で肩をついてやろう そう思ってお店から出た
しかしグガの隣にもう1人知らない人が立っていた…可愛らしい女の子が
笑顔で2人はどこか歩いていって
すごく親しそうで
あんな人見知りなグガが 女の子と…いつ?同じ学校なの
頭の中が今すぐにでも 爆発しそうでぼくは急いで家に帰った
🐻
天国に行っても2人で 居るんじゃなかったの?
🐻
グガなんて…大っ嫌い
頑張って作った料理はもう冷えていて そのまま冷蔵庫へと戻した 捨てるなんて勿体ないし… 朝にでも食べよう
もうすぐで日付が変わってしまう
結局は別れるだな…そう思った
するといきなりガチャっとドアの開く 音がした
勝手に入ってくる人なんて1人しか居ない
🐰
🐻
🐰
🐰
🐻
🐰
🐻
僕ずっとグガの事探してて
🐻
🐰
🐻
こんな男より…
🐰
🐻
🐰
そう言いながら小さな箱をだしてきた
🐰
🐻
🐰
🐰
頬に手を当てて優しく撫でてくれた そして箱には小さなリングが入っていた
🐻
🐰
なんといきなりプロポーズされた
🐻
🐰
🐻
🐰
🐰
🐻
そう言うと強く抱きしめられた
🐰
🐻
🐰
🐻
そういった瞬間グガ顔を真っ赤にして 喜んでたな…
🐰
🐻
なるとは意外だったけど
🐰
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
絶対断るって気づいてたなって言うぐらい 急いで歩いていくグガ
🐻
🐰
🐰
そ、そんな事言われても
キーを貰って部屋を開けた瞬間に グガが食いついてきた
🐻
🐰
2人のリップ音だけが響いていく
さすると次は首に顔を埋めてきて 沢山後をつけられる… と思っていたが
🐰
🐻
🐰
あ!そうだった…やけど忘れてた
🐰
🐻
🐰
酔って誰かに付けられたんでしょ
🐻
🐰
はぁ…ほらこの有り様
でも久々なのが嬉しくて 僕もそれを受け入れ続けた
何度も肌をぶつけ合って 足がガクガクになるまでヤらされて
🐰
🐻
🐰
🐻
🐰
🐻
明日の朝に文句を言ってやろう これは火傷だって
そう言ったら多分君はまた謝って 抱きしめてくれるだろうな
愛してるよ…ヒョン
3年目の正直