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さんど
今回はアトラクトライトを歌います。
ほむら
本編へスタート。
キモ子
さんどくぅん。♡
さんど
な、んだよ...｡
キモ子
そんな怖がらないでよォ。♡
さんど
............｡
ぴぇこ
さんどー！
さんど
な、何...？(苦笑)
キモ子
チッ...｡(小声)
さんど
(さっき舌打ちしたよな......｡)
さんど
んでどうした？
ほむら
今日新作出たから買いに行かね？
さんど
あー、ごめん。
さんど
ちょっと...用事が...あって...｡
キモ子
あ、さんどくぅん。♡
さんど
な、に。
キモ子
今日放課後空いてるよね？♡
ほむら
さんどは用事が......｡
さんど
空いてる。
ぴぇこ
えっ？
キモ子
じゃあ放課後屋上に来てねー。♡
さんど
う、ん。
キモ子
またねー。♡
さんど
...............｡
ゆん
さんでぃ...？
さんど
ﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺ
ぜある
あっ。
昼。
ほむら
はぁ、屋上行こーぜ。
ぴぇこ
さんどは？
ゆん
知らない...部室じゃない？
ぜある
それか家に帰ったか。
ほむら
んま行こーぜ。ﾄｺﾄｺﾄｺ
ぴぇこ
うん。ﾄｺﾄｺﾄｺ
キイィー。
ほむら
え、さんど？
ぴぇこ
何か苦しそうじゃない？
ゆん
顔がよく見えない......｡
さんど
...............｡ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ほむら
！？
さんど
ゴホッ...ゥッゴホッオエッ！
ぴぇこ
さん......！
ぜある
(((( -ω- ))))
ぴぇこ
な、んで？
さんど
死に...たくないよ......｡ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ゆん
病気...かな？
さんど
............｡
さんど
たすげで...。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
皆ッ......！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ぜある
！！
さんど
最後に......歌わなくちゃ......皆...が...俺の歌声......好きって...言ってたから......。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ(フェンスにまたがる
さんど
だから...動画を撮って......見せなくちゃ......。
ほむら
さんど......？
さんど
んんﾞっﾞ......。
さんど
まだ青くて。
さんど
拙い。
さんど
脆くて、足りない。
さんど
小さくて、弱くて。
さんど
どうしようもない。
さんど
僕だ...！
ほむら
あ、この歌...。
ぴぇこ
ちゃんと......覚えてたんだ...。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
知りたかったんだ。
さんど
成功と失敗。
さんど
○と✕の境界線を引く。
さんど
としたらどこだろう？
さんど
それじゃあ✕が○になって。
さんど
失敗を乗り越えたとしたら。
さんど
それをなんと呼ぶんだ。
さんど
いつか。
さんど
名前を。
さんど
つけよう。
さんど
夢は叶わない。
さんど
願いは届かない。
さんど
だから......歩くのを辞めてしまうのか。努力は報われない......！
さんど
誰も......認めてくれない......！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
だから......走るのを辞めてしまうのか？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
止まってしまうのか...！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
辞めてしまいたい理由なら十も百も千もあった！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
でもその全てがちっぽけに見える一つが！
さんど
逃げ出す為の言葉なら
さんど
飽きるほど浮かんだ。
さんど
でもそれを零さないだけの輝きがあった！
さんど
はぁっ......はぁっ......。
さんど
ぁっゲホッゲホッ！
さんど
オェッ！！
さんど
ﾋﾞﾁｬｯ!(血を吐く。
ほむら
！！
ぴぇこ
さんど.........！
ゆん
ダメ......！
ぴぇこ
何で......？！
ぴぇこ
さんどが...！
ぴぇこ
さんどが...血を吐いたんだよ......？！
ぜある
今はさんどの力尽きるまで歌わせてあげよう。
ほむら
っっ.........。
さんど
知りたかったんだ。
さんど
明日と今日の大人と子供の境界線を引く。
さんど
としたらどこだろう？
さんど
大人になったら。
さんど
あれになりたいって。
さんど
皆言うんだけれど。
さんど
じゃあ...！
さんど
何にもなれないんだろうか。
さんど
今日の僕は。
さんど
三年前誰かが。
さんど
夕空に投げた。
さんど
言い訳は...もう忘れた。
さんど
必要の無い言葉だ。
さんど
いつか口ずさむ歌にでもしよう。
さんど
道標なんてない！
さんど
誰も教えてくれないだから！
さんど
だから足跡が交わったんだ。
さんど
出会えたんだ！
さんど
壊してしまいたい！
さんど
理由なら！
さんど
十も百も千もあった！！
さんど
でもその全てを飛び越える羽を持っていたんだ！！
さんど
あの日始まった物語はどこに向かうんだろう？
さんど
明日からの僕に課す宿題が増えたみたいだ！
さんど
後...ちょっと......俺なら......大丈夫...だ。
さんど
怖いよ......死にたくないよ......。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
助けてっ......ほむら...ぴぇちゃん...ゆんちゃん......ぜあ......る。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ほむら
助けよう。
ぴぇこ
うん。
ゆん
だから...！
ぜある
通させない...。
ぴぇこ
どうして邪魔するの？
ほむら
助けて欲しそうなのに......お前ら......！
ゆん
さんでぃの歌......全部聴いてあげよう。
ぜある
そして......助ける......。
ほむら
............っ。
さんど
横...一列で......。
さんど
スタートを切った。
さんど
あの日の僕らはもう居ない。
さんど
君の行く場所に僕の行く場所に。
さんど
それぞれは必要ないから。
さんど
いくつもの挫折を超えて！
さんど
いくつも冬を超えて！
さんど
花が開くように。
さんど
青い宝石が輝くように！
さんど
だって...見つけたんだ！
さんど
眩しくて仕方ないんだ！
さんど
その光の正体は！
さんど
辞めてしまいたい理由なら！
さんど
十も百も千もあった！
さんど
でもその全てが！
さんど
ちっぽけに見えたのはどうして。
さんど
あの日始まった物語が向かう先で僕ら見つけた光を照らし合わせて答え合わせをしよう！
さんど
思い思い描くたった一つの......。
さんど
青く光る一瞬の煌めきを......。
さんど
何......とか歌えた.........。
さんど
ゴホッゴホッゲホッ！
ほむら
さんど！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
ほむ...ら？ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ
さんど
何...で？
ぴぇこ
勝手に死ぬなばかっ！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
ぴぇ......ちゃん。
ぴぇこ
さんどが死ぬなら私も死ぬ......！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
何...でよ。
ほむら
お前が居ねぇとつまんねぇんだよ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ほむら
毎日楽しくてっ...！
毎日幸せでっ...！
毎日幸せでっ...！
ほむら
俺達はっ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ほむら
お前が居ねぇと何にもできねぇんだよ！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
泣かないで......ほむら。
さんど
大丈夫......もう...離れ......ない...か......ら。(ゆっくり目を瞑る。
ほむら
さん...ど？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
さんど
..................。ﾂｰ(涙が流れる
ぴぇこ
嫌っ...！嫌だよっ！
ぴぇこ
さんどっ！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ぴぇこ
............。ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ぴぇこ
師匠......起きて下さいっ......！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
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