#7
玄関で靴を脱いで
その後
赤の靴も脱がす。
抱き上げた儘なので
丁寧に置くのは諦めて
仕方なく脱がした靴を玄関に落とす。
かなり大きな音がしたが
それでも全く起きない。
ここ迄くると心配にすらなってくるけど
特段変わった様子も無い為
その儘手前の部屋のドアを開けて
ベッドに寝かす。
それにしても
流石真夏と言うべきか
この部屋熱が籠ってくそ暑い。
徐々に汗ばむ顬を腕で拭い
そこら辺に落ちていたリモコンを拾って
エアコンを付ける。
赤には一応布団を掛けて
ベッドの横に鞄を下ろし
やっと一息吐く。
暑さと疲れた後というので
少しぼーっとする中
何となく目に入った赤の顔を
改めてよく見てみると
隈があった。
起きるまでこのまま寝かしておくか...
そういえば、
赤が居ること
紫くんに連絡しないとか..?
でもそれが原因っぽいから
辞めといた方が良いか
悶々と考え乍
余した手を動かして
鞄の中身を整理を始め
その後
手を洗う。
冷たい水が心地好くて
少し頭がスッキリとする。
一通りの事を済ませて
する事も無くなった為
一応赤に付いていた方が良いかと
寝室に戻り、
ベッドの端に座って
適当にスマホを弄る。
桃
メール来てんじゃん...
通知から詳しく見てみると
4時間前に赤から連絡が入っていた。
4時間前も待ってたのか..
申し訳なさを感じ詰、
軽く頭を撫でてみる。
前会った時から何年も経っているのに
元々小さい方なのもあってか
なんだか幼く見えて
あの頃の儘
時間だけが過ぎていったみたいだ
急な話だったのに
前の話コメントありがとうございました
モチベ上がるのでがち助かります
コメント
6件
好きですᐡ ᴗ̤ ̫ ɞ̴̶̷ ᐡ♡
なんか通知赤いの多いな!?と思ったら久々の更新✨ まさかの2話で嬉しすぎる(っ ॑꒳ ॑c)

コメント失礼します どの作品もとても大好きで楽しみに見てます 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます 続きを楽しみに待っています