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11件
(´;ω;`)ウッ…ナケル…
連載ブクマ失礼します!!
フォロー失礼します
チョコパイ
チョコパイ
チョコパイ
るぅとside
Pipi
るぅと
るぅと
朝起きたら、頭が痛かった
るぅと
るぅと
ガンガンと痛む頭を抑えながら下へ降りた
るぅと
ななもり。
るぅと
あぁ、やっぱり...莉犬のことか
僕の熱には、気づいてくれないのに
ななもり。
ななもり。
るぅと
ほら、まただ
そんな事を思いながら、必死に体を動かして準備を始めた
るぅと
るぅと
途中熱を測ってみると38.9度だった
莉犬side
朝起きたら、少し頭が痛かったので、なな兄に言った
そうしたら、すぐに布団を用意してくれて、冷えピタを 貼ってくれた
少し、頭が良くなってきた頃...
るぅちゃんが起きてきた
あ,寝癖ついてる!
なんて呑気に考えながら、彼を見つめていると、
心なしか体調が悪いように見えた
それでも言い出せなくて、そのまま見つめていると、
ふいに目があった
彼は、切ないような心配するような目で見て笑った
俺も、笑い返すと安心したような羨むような目になってまた、なな兄の方を向いた
安心したのか、急に頭に激痛が走り、俺の意識は薄れていった
買い物に行く途中、何どか倒れそうになりながらも、ドラッグストアへ向かった
ピンポンピンポン
店員
るぅと
必要な物をカゴに入れていく
ゴソゴソ
やっとの思いでレジへ行こうとした時...
急に足に力が入らなくなった
ドサッ
店員
近くにいた店員さんが寄ってきてくれた
けれど、上手く立ち上がれなかった
店員
店員さんに支えられ、やっと立った
店員
優しい店員さんだなぁ
僕の兄さん達もこんなに優しかったらいいのに...
なんて思いながら、会計をお願いした
店員
るぅと
片手で重い荷物を持ち、薬を水で流し込んで家へ帰った
るぅと
僕が帰ってきた時、さとみ兄は少しキレていた
さとみ
さとみ
るぅと
ななもり。
ななもり。
さとみ
ななもり。
ななもり。
るぅと
ななもり。
るぅと
ななもり。
ななもり。
ななもり。
るぅと
バサッ
ななもり。
ななもり。
ななもり。
あッ...あれはさっき僕が飲んだから、中身入ってないのに...
ななもり。
ななもり。
るぅと
さとみ
さとみ
ななもり。
ななもり。
ジェル
ジェル
さとみ
タッタッタッ
ななもり。
失望したよ
るぅと
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
ななもり。
るぅと
僕はそれ以上何も言えなかった
でも、何か言ったら涙がこぼれてしまいそうだった
タッタッタッ
ガチャ
るぅと
綺麗な雫が、頬を伝う
溢れたものは、そう簡単には止まらなくて...
るぅと
今までやってきた家事も、手伝いも、全部無駄だったの
もう、疲れたよ
でも、それ以上に頭が痛くて何も考えられなかった
必死に体を動かして、ベッドへと向かう
動くたびに痛む頭を、必死に抑えた
コンコンコン
莉犬
莉犬
.本当は、話したくなかったけれど
もう、迷惑かけたくなくて
るぅと
るぅと
莉犬
莉犬
はぁ
るぅと
るぅと
うるさい…
莉犬
莉犬
るぅと
うるさいッ…
莉犬
るぅと
我に帰った頃には、もう手遅れだった
目の前には、涙目になった莉犬兄と、僕を睨んでる兄さんたち
あぁ...やってしまった
さとみ
さとみ
莉犬
さとみ
莉犬
さとみ
るぅと
さとみ
ガチャ
るぅと
本当は、気づいてくれて嬉しかったのに...
それも、自分の手で傷つけて
自分に腹が立った
莉犬兄と同じだけ自分を傷つけなくちゃ
そう思った
るぅと
るぅと
ザシュッ
その日初めて、僕は自分の手で僕を汚した
チョコパイ
チョコパイ
チョコパイ
チョコパイ