主
主
主
主
主
主
主
主
主
ころん
歩いてるうちに自分が限界だということに気づいた
ころん
ころん
ただひたすら歩いていた僕の前に現れたのは、
ころん
だいぶ遠くにいるけど分かる。 だって大好き''だった''から
でも次の瞬間、嫌なものが視界に入る
車だ。
さとみくんは気づいてないらしい。そんなことを思っていたらとっさに足が動いた。
こんな体力あったんだってくらいの速さで走る。
ころん
必死に声を出しても 気づいてくれない
ころん
頭がクラクラする。
あぁ、やばい限界なんだ。嫌だ。さとみくんを死なせたくない
死んでほしくない。
ころん
ころん
さとみ
あぁ馬鹿。さとみくんが止まって振り返った。
それでも車は止まらない
ころん
もうすぐで届くのに
僕よりも近くに車がいる。
ころん
僕は今までで1番速く走った
だって"大好きだから"
ドンッ
さとみ
キキィィィ―――
バコンッッッ!
周りの人
ころん
ギリギリ間に合った。さとみくんには怪我ない、よね?
あぁ…疲れたよ。本当に…
体から血が流れていく
こ…ろ、ん…こ、ん
さとみ
久しぶりに聞けた僕の名前を呼ぶ君の声。大好きな声。
ころん
さとみ
さとみ
あぁ、さとみくんが泣いてる
ころん
さとみ
あ…もう、いし、き が…
ころん
さとみ
ころん
ご め ん ね さ と み く ん
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡150
↑無理だろこれ
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続き楽しみにしてます!