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テラーノベル(Teller Novel)

のあ

.....話し合うって、、どういう、

じゃぱぱ

.....るなさんは、、逃げたんじゃないと思います。

えと

じゃあどういう事だよ?

じゃぱぱは真剣な表情で言った。

じゃぱぱ

....多分、怖かったんだと思います。

のあ

怖かった...?

私はよく意味が分からなかった。

じゃぱぱ

...大切な人が、自分のせいで大怪我になるのが。

えと

.......可能性はあるけどな。

のあ

なんで、、話してくれなかったんでしょう...ッ?

私はじゃぱぱに問いかけた。

じゃぱぱ

1番信用出来る人にも、相談出来ないくらいの問題だったんじゃないですか?

えと

そんなの自分勝手だろ。ただ自分の悩みを
のあにぶつけただけ。

えとは反対だった。

見た目より、、優しいのかも知れない。

のあ

......ピクッ

急に大雨が降ってきた。

さっきまであれだけ晴れていたのに。

じゃぱぱ

あ、、警報でてますね

えと

さっきまであんなに晴れてたとは思えないな。

のあ

.......

私は心配だった。

今頃るなは1人で泣いていて 寒い思いをしてないかと。

るなは私を置いていったのに、どうして心配してるんだろ。

のあ

あの、、頼み事があって、

じゃぱぱ

どうしました?

のあ

『るなさんを探してきてくれませんか?』

えと

はぁ?

じゃぱぱ

え?

2人とも驚いていた。

じゃぱぱ

今、喧嘩中なんじゃ、、

のあ

喧嘩中でも、、心配なんです。

私は掠れた声で言った。

のあ

今頃泣いているんじゃないかって、寒い思いしてるんじゃないかって。

じゃぱぱ

....運動してないですし、俺行ってきます。

のあ

え?でも、

じゃぱぱの身体は普通の人より大分弱い。

それなのにこの大雨の中るなを探しに行こうとしている。

えと

.....でもじゃぱぱは、身体弱いんじゃないのか?

じゃぱぱ

.....どうしてそう思いますか?

えと

入院生活なってるだろ?

じゃぱぱ

....まぁ、そうですね。

じゃぱぱは正直に答えた。

えと

無理してまで行く必要は無い。

えと

それなら私が、

えとがじゃぱぱの手を掴もうとした瞬間、

じゃぱぱ

パンッ

えと

ッ!

じゃぱぱはえとの手を振りほどいた。

じゃぱぱ

それが行かない理由にはなりません。

のあ

...じゃぱぱさん、、

じゃぱぱ

そんな簡単な理由で俺を止めることは不可能ですよ。ニコッ

じゃぱぱは無理やり笑顔を作った。

えと

....!

のあ

....ピクッ

えとも、作り笑いに気づいてるようだった。

じゃぱぱ

じゃあ、行ってきますね。

じゃぱぱ

´ー` )ノ🚪ガチャ

じゃぱぱは結局1人で出ていってしまった。

えと

.......

のあ

え、えとさん、

えとは黙り込んでいた。

えと

はっ、初めてだよ。手、振りほどかれたの。笑

のあ

.....ッ!

えと

私らは無事に帰ってくるのを祈るしか無いよ。

のあ

......そうですね。

じゃぱぱ

るなさーん!!

じゃぱぱ

居ますかー!?

じゃぱぱは必死にるなの名前を呼んだ。

何十回、何百回、

でもるなが返事することは無かった。

じゃぱぱ

.....雨も強くなってきたし、早く見つけて帰りたいんだけど、

かれこれ数十分は探しただろう。

じゃぱぱ

.....少し移動するか。

じゃぱぱ

るなさん!!

ゴロゴロッ⚡️

じゃぱぱ

...ッ雷もなってきてるし、早く見つけないと、

じゃぱぱ

.....あ!

遠くだったが、微かに水色の髪の毛が見えた。

じゃぱぱは急いで向かった。

るな

....じゃぱぱッ、さん、?

じゃぱぱ

はぁ、ッはぁ、、

じゃぱぱ

めっちゃ探したんですよッ、?

良かった。雨に当たっては居なかった。

でも、すごく寒そうだった。

るなの身体は小刻みに揺れている。

るな

どうッ、して、

じゃぱぱ

のあさんに探してきてって言われましたのでッ、

るな

のあさんにッ、?

るな

......るなはッ、、

るなは何か喋りたそうだった。

でもじゃぱぱはそれを後回しにしてまずるなの家に向かった。

じゃぱぱ

はい。傘です。

るな

.....ッ

じゃぱぱ

とりあえず家に帰りましょう。

じゃぱぱ

早く暖かい格好にしないと風邪引いちゃいます。

るな

何でッ、、

るなはじゃぱぱに問いかけた。

るな

ここから病院はめちゃくちゃ離れてますッ、なんで、そこまで、ッ

じゃぱぱ

.....大切な人のお願いだからです。

じゃぱぱは下を向きながら話した。

るな

....!

じゃぱぱ

もちろん、るなさんが心配だからと言うのもありますけどね。

じゃぱぱ

帰りますよ。

るな

........はい。

じゃぱぱ

それじゃあ、俺は帰りますね。

るな

.....のあさんッ、怒ってますかッ、?

るなは涙を流しながらもじゃぱぱに問いかけた。

じゃぱぱ

....怒りはしてないですけど絶望してますね。

るな

......ッえ、?

じゃぱぱ

大切な人に叩かれたって。

じゃぱぱは少しキツめに言った。

るな

ッ!!

じゃぱぱ

....病院、帰りますから。

るな

.....ありがとうございましたッ、

るなは礼を言って自分の家に入っていった。

じゃぱぱ

......

るなも、、何か罪悪感を感じているようだった。

仲直りは、当分無理かもしれない。

続き⇒500♡♡

『君と私が出会ったことは"奇跡"なのかも知れない___。』

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コメント

5

ユーザー

めちゃくちゃ次が楽しみです!!

ユーザー

続き楽しみです!! 応援してます!! 無理のない程度で頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧

ユーザー

続き楽しみにしています! 神作品…!応援してます!

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